ホーチミン市(ベトナム)との交流

更新日:2023年3月30日

ホーチミン市の概要

 ホーチミン市は、ベトナム最大の都市であり、ベトナム経済の中心地である。北部のハノイ市(首都)等とともに州と同格の「中央直属市」として政治的にも重要な位置づけを与えられている。
 
ホーチミン市を含む南部ベトナムは、天然資源および人的資源に恵まれており、ドイモイ(刷新)政策の牽引力となっている。また、東南アジア経済の一翼も担う拠点として、その重要性を一層増しつつある。

面積

 2,095平方キロメートル(大阪府の1.1倍)

人口

 904万人(2019年)

地理・気候

 ・ベトナムの南部に位置し、ベトナム戦争が終わるまでは、「サイゴン」と呼ばれていた。
 ・気候は、熱帯気候で、1年は2つの季節(雨期と乾期)に分かれる。通常では、雨期は5月から11月下旬、乾期は
   12月から4月。平均気温は摂氏28度で、最高気温は4月下旬の正午に摂氏39度に達することもあり、最低気温
   は12月下旬の早朝に摂氏16度を下回ることがある。

首長

 人民委員会委員長(市長) ファン・バン・マイ(2021年8月就任、任期5年) 

政治

 ・19区5県からなる
   (1区から12区、ゴーヴァップ区、タンビン区、フーニュアン区、ビンタイン区、トゥードゥック区、タンフー区、ビンタン
     区、クチ県、ホックモン県、ビンチャイン県、ニャーベー県、カンゾー県)
 ・ホーチミン市の地方行政は、ホーチミン市人民委員会が担っており、委員長及び副委員長は、同市の人民評議
   会で選出される。
 ・ホーチミン市共産党書記 グエン・ヴァン・ネン氏

経済・産業

 ・ ホーチミン市は、ベトナム最大の商業都市であり、ドンナイ省、バリア・ヴンタウ省、ビンズオン省、ロンアン省、タ
   イニン省、ビンフォック省、ティエンザン省とともに南部集中経済地区に認定されている。
 ・土地区画整備、予算管理などの一部の分野について、市のみで決定できる権限を、中央政府に付与されている
   ことから、ビジネス環境(特に外国投資環境)の改善について、パイロット・プログラムを導入するなど、主導的な
   役割を担っている。
 ・主要産業は、鉄工業、サービス業など

ホームページ

 http://www.hochiminhcity.gov.vn/ (ベトナム語と英語)

交流提携にいたる経緯

 両都市は、1995年6月に「大阪府とホーチミン市との産業・貿易・投資に関する交流協定」を締結し、その後、経済ミッションの派遣、大阪企業のベトナム進出の支援を行う大阪プロモーションデスクの設置など、経済面を中心に積極的な交流事業を実施。
 これらの交流実績を踏まえ、経済面のみならず、多方面にわたる友好関係の更なる発展のため、両都市間で協議のうえ、「アジア主要都市サミット」へのホーチミン市長出席にあわせ、2007年10月25日に友好交流協定に調印。

日本国大阪府とベトナム社会主義共和国ホーチミン市との友好交流に関する議定書

このページの作成所属
府民文化部 都市魅力創造局国際課 都市外交グループ

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