令和2年(2020年)9月9日の記者会見で使用した資料の説明

更新日:2020年9月11日

会見項目「『令和2年度第10号補正予算』について」で使用した資料

令和2年度第10号補正予算(案)の主な概要

フリップ1

  • 「府政運営の基本方針2020」 改定(案)を踏まえ、府民の命を最優先に、感染拡大の抑制と社会経済活動の維持との両立に向けた重点的な取組みについて、第10号補正予算として措置する予定。
  • 10号補正予算の総額は、2,823億円。
  • 内訳としては、(1)命を守る最大限の感染症対策に82億円、(2)大阪経済を支える集中的取組みに2,441億円、(3)くらしを支えるセーフティネットのさらなる充実に283億円、(4)公の施設の維持に5億円。
  • 現時点での緊急対策の財政規模として10号補正も含め約1兆2,366億円程度。

65歳以上の高齢者等インフルエンザワクチン接種の無償化

フリップ2

  • 新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの併発による高齢者の重症化と、両感染症患者の増加に伴う医療提供体制のひっ迫を防ぐため、市町村とともにインフルエンザワクチン接種にかかる自己負担を無料化。
  • 新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの両方のピークに備える必要があるため、ワクチンのあるインフルエンザについて、重症化リスクの高い高齢者へのワクチン接種を実施。

コロナ禍における雇用不安への対応

フリップ3

  • コロナ禍により経済活動が停滞し、企業の倒産や廃業などによる失業者が増加傾向にあり、長期にわたる失業期間を生み出さないよう、早期の就職支援が必要。
  • 現状として、有効求人倍率が7か月連続悪化し、失業者は増加傾向。
  • これまでの官民一体となった早期就職支援の取組みに加えて、今回新たに(1)民間人材サービス会社と連携した緊急雇用対策と(2)休業者等への早期再就職支援を実施する。

(1)民間人材サービス会社と連携した緊急雇用対策

フリップ4

  • 厳しい状況にある求職者への就職支援のため民間人材サービス会社とコンソーシアムを設立。事業者の採用意欲を高め雇用促進を図るため、失業者を採用した事業者へ支援金を支給。
  • 支給対象は令和2年4月以降の失業者を採用した事業者。
  • 支給条件は、府特設HPに掲載する求人特集を通じて失業者を採用し、3か月間職場定着をした場合。
  • 支給額は、正社員雇用が25万円/人、非正規雇用が12.5万円/人。

(2)休業者や離職を余儀なくされた方への早期再就職支援

フリップ5

  • 経営悪化等による休業者や、離職により生活面に影響が出ている方などに対し、カウンセリングや職場体験等を通じた早期の再就職支援を実施。
  • 休業者が離職する前に支援し失業者の増加を防ぐため、また離職による生活への影響が大きく再就職を支援するため、休業者や非正規雇用で離職した方を中心に早期の再就職支援を実施することで3,000人の再就職を支援する。

継続的な事業活動の支援・新しい生活様式への対応促進

フリップ6

  • 右側の「飲食店等への高機能換気設備等の導入」について、大阪府では、感染症リスク低減のため、中小企業等が運営する飲食店等における高機能換気設備等の導入に対する環境省補助金の上乗せ補助を実施中。環境省補助金とあわせて最大100%補助となる。
  • 採択件数は全国で860件であり、そのうち大阪府は302件であり、全国シェア35%を占めるものであった。
  • 多くの大阪府内の事業者が採択され、当初の想定を上回ったため、予算を4億円増額要求する。
  • なお、府補助金の公募期間は10月31日まで。

コロナ禍における社会課題解決のためのNPO等活動支援

フリップ7

  • 新型コロナウイルス感染症の影響で顕在化した社会的な課題に対し、民間の資金提供先と大阪府が協働したNPOへの支援による課題解決を図るモデル事業を実施。
  • モデル事業の評価・分析を行い公民連携による新しい政策手法を検討するほか、新たな取組みを行うNPO等や民間資金提供先を拡大する。
  • 府の取組みとしては、モデル事業の円滑な実施・サポート(情報発信・普及啓発、府の資源活用など)、支援スキームの検討・確立(支援スキームの評価、分析など)NPO等や民間資金提供先の拡大(市町村・NPO向け活用マニュアルの作成・提供)。

府民への相談体制の強化

フリップ8

  • 新型コロナウイルス感染症関連の府民からの相談対応において、AIチャットボット導入などによる相談体制の充実強化を図る。
  • 具体的には、コロナ関連相談におけるAIチャットボットを導入し、(1)府民の利便性が向上(24時間対応、選択肢増)や(2)簡易質問はAIチャットボットで完結(問い合わせの減少により保健所等の負担が軽減)などの効果を見込む。
  • また、消費生活相談にもAIチャットボットを導入するほか、市町村における相談体制を強化する。

コロナ禍における学びの環境の向上

フリップ9

  • 振替授業を実施するための非常勤講師の配置や、介助が必要な児童生徒への支援、長期休業等に伴う心身のケアなど、子どもたちの学びを保障し、成長を育む取組みを推進。
  • 臨時休業(令和2年4月〜5月)に伴う授業未実施分を週休日や長期休業期間等での振替授業で対応するため、小・中・高・支援学校において非常勤講師の配置を拡充。
  • 学校再開後、ストレス等による心身への影響に対応するため、スクールカウンセラーの活動時間を拡充し、相談体制を強化。
  • 支援学校における児童生徒の介助体制等の充実のため、介護職員初任者研修修了程度の人材を配置。
  • 感染症対策強化に伴う消毒等の教員負担の軽減のため、業務サポートを行うスクールサポートスタッフを追加配置。

修学旅行のキャンセルに伴う対応

フリップ10

  • 新型コロナウイルス感染症の影響により、修学旅行がキャンセルになった場合に生徒・保護者が負担するキャンセル料を支援。
  • 新型コロナウイルス感染症の影響で、経済的に厳しい状況におかれる世帯の増加。
  • また、修学旅行の実施にあたり、学校単位では感染拡大状況を踏まえ、やむを得ず急に旅行をキャンセルが発生し、児童生徒単位ではり患者・濃厚接触者と特定された児童生徒がやむを得ず不参加になる場合がある。
  • 修学旅行は、修学旅行は早い段階で参加の申し込みが必要で、一定期間経過後に児童生徒が不参加の意向を示した場合、理由を問わずキャンセル料は全額自己負担となり、多額のキャンセル料が発生する恐れがある。
  • 新型コロナウイルス感染症のり患者や濃厚接触者の特定等により修学旅行をキャンセルした場合に、キャンセルによる保護者の経済的な負担を軽減することにより、新型コロナウイルス感染症の感染の影響により、経済的に厳しい状況におかれる世帯を支援。
  • 対象とする学校は府立学校や私立学校(小・中・高・高等専修学校)。

会見項目「大阪4大オーケストラ 名曲コンサート2020 の開催について」で使用した資料

大阪4大オーケストラ名曲コンサート2020の開催について

フリップ11

  • 新型コロナウイルスと共存しながら、文化芸術活動の回復に取り組むため、伝統芸能や音楽などの文化芸術プログラムを展開する文化芸術創出事業を実施。
  • 「大阪4大オーケストラ名曲コンサート2020」を開催。
  • 多くの府民の皆さんに文化芸術に親しんでいただけるよう、通常の料金よりも安く設定するとともに、音楽に関心の高い学生等の招待を予定。この機会にぜひお越しいただきたい。

このページの作成所属
府民文化部 府政情報室広報広聴課 広報グループ

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