泉佐野丘陵緑地（これまでの経緯）

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これまでの経緯

１．泉佐野コスモポリス事業の経緯
　泉佐野コスモポリス事業は、昭和55年に商工業振興審議会で空港周辺地域における新たな産業基盤を整備すべきとの提言を受けて、昭和62年には株式会社泉佐野コスモポリスが設立されて事業が開始されました。その後、数度にわたる事業計画を見直したものの、平成9年には事業が頓挫し、平成10年に民事調停が成立して会社は解散しました。   

２．公園としての再生
土地利用検討委員会において、土地利用の方向性として、国・府庁内・泉佐野市の意向ヒアリングをもとに様々な事業手法が検討され、都市公園事業（新しい公園づくりの考え方を取り入れること）として整備することが最適と提言されました。これを受け、平成19年10月に大阪府議会において都市公園として整備することが決定されました。

３．公園基本計画の策定
「泉佐野丘陵部緑地基本計画検討委員会」を設置し、公園の将来像や整備方針、運営方針を検討しました。その後、パブリックコメント（平成19年7月から8月）を実施し、府民9名（52項目）からご意見をいただきました。

　（主なご意見としては以下のことがあげられました。）　
　　　・集客、交通手段の確保
　　　・オープンな運営、初めての人も参加しやすい体制
　　　・協働の仕組、府民にさらにまかせるべき
　　　・遠足、健康、安全、分かりやすさ
　　　・段階的な整備・開設が必要
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　など

　▼資料
　　　泉佐野丘陵緑地基本計画 [PDFファイル／1.07MB] 

 ４．運営会議設立準備会の開催（平成１９年１２月から平成２０年３月）
「泉佐野丘陵緑地運営会議」の設置に向けて、運営会議の役割などについて具体的な検討を行いました。

５．運営会議の開催（平成２０年３月から）

６．企業による支援が決定
　本公園では、民間の資金やボランティアの力をあわせて一からつくりあげていく「府民と育てる緑地づくり」を進めています。旨にご賛同いただいた企業グループ「大輪会」をはじめ、ヤンマー株式会社、株式会社大林組、株式会社淀川製鋼所からご支援をいただきながら、「府民と育てる緑地づくり」をすすめています。

大輪会の支援内容
　　泉佐野丘陵緑地における「府民と育てる緑地づくり」の趣旨に賛同し必要な支援を行う。
　平成２０年度から１０ヵ年にわたり、総額２億円相当の機材等の支援
　※具体的な支援例：人材育成講座の開催、育苗温室、ボランティア活動用の草刈機等
 

 企業の支援内容
　　　平成２０年度　　ヤンマー　株式会社：バックホウ、キャリアなど
　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社　大林組：バイオトイレ（協力）
　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社　淀川製鋼所：ヨド倉庫

　　  平成２１年３月２７日に知事から、大輪会への感謝状贈呈を行いました。

       平成２２年６月４日に大阪府都市整備部技監から、大輪会への感謝状贈呈を行いました。感謝状の贈呈 [PDFファイ ル／37KB] 

大輪会の構成企業５２社（２０２０年７月現在）

７．パークレンジャー養成講座の開講（平成２１年３月から）
　パークレンジャー養成講座は、府民のみなさまに大阪府のパートナーとして公園づくりのボランティア活動にご参加いただくため、平成２１年度から開講しました。講座内容は、都市公園の基礎知識、建設現場での安全確保、公園づくりに必要な知識や技術、仲間とのコミュニケーション方法など、様々な知識・技術が盛りだくさんです。全課程を修了された方々にパークレンジャーとなっていただき、公園づくりに参加していただいております。

８．パーククラブ設立準備会の開催（平成２１年１２月から）
　パーククラブとは、パークレンジャー養成講座を修了したパークレンジャーから構成されるボランティア団体であり府のパートナーです。その設立に向けた準備会を平成２１年１２月から実施しています。