平成23年度第3回大阪府戦略本部会議 議事概要【議題1】

更新日:2015年8月5日

議題1 府民文化部長マニフェスト

            資料名

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資料1-1 平成22年度府民文化部長マニフェスト評価・検証シート(案)

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資料1-2 平成23年度府民文化部長マニフェスト(案) [PDFファイル/674KB]

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(府民文化部長より資料に基づき説明) 

【知事】
・職員ブログについては義務的になっていないか。

【府民文化部長】
・皆楽しんで自主的にやっている。自分のペンネームを使ってなかなか面白いものになっている。

【府民文化部】
・うまい具合に各部局で競争になっている。面白いことを書く部局があると、「あんな風にしなければ」となっている。

【知事】
・資料1−2の6頁の「世界の都市総合力ランキング」については、府民文化部所管の要素だけではなく、総合力ランキングを府民文化部のアウトカム指標として掲げるのか。

【府民文化部】
・おっしゃる通り「総合力ランキング」は、経済、研究開発、文化交流、居住など多種の要素について、森記念財団が35の世界の都市を評価しているもの。そういう意味では府民文化部所管の要素だけで上がるものではなく、総合力が試されるもの。

【知事】
・ビジネスに関する要素も相当ある。

【府民文化部】
・ビジネス環境、一人あたりのGDPなどもある。我々の取組みが間接的に寄与する部分もあるが、それがすべてというわけではない。

【知事】
・本当は府庁全体の目標にすべきもの。府民文化部としては、都市魅力など当該所管要素を抜き出して、その部分をいくつか挙げるべきでは。

【府民文化部】
・集客、買物、食事、文化など細かい指標があるので、その順位を指標とすることは可能。分析している財団との議論の中で、その辺を明らかにできるということもあるだろう。

【知事】
・そうでないと、ランクの上下と府民文化部の施策が連動しない。総合力ランキングを指標にすること自体は大賛成だが、ある意味府民文化部の責任がはっきりわかるような部分だけを抜き出し、総合力は、私が府庁の大きな方向として目標に掲げるべきもの。

【綛山副知事】
・重点課題5表題の「誰もが自分らしく生きることのできる定住魅力の向上」については、都市の魅力向上や、住宅まちづくり部所管の住まい、まちづくり、あるいはにぎわいといったことが絡んでくるはず。しかし内容が府民文化部の既存の課の構成に縛られている。こういうことに限定せず、他の施策もトータルに捉え、大阪の魅力をどう高めていくか。そのことが都市の魅力度アップになると考えてくれるとありがたい。
・「ピースおおさか」の展示リニューアルは懸案課題。外国の方が日本に来られたときに見学され、「日本はきちんと説明している」と感心して帰っていただいているということもあるので、そういうことも含めて大阪の都市の魅力、都市像を作っていくことは大賛成。がんばってほしい。

【知事】
・「ピース大阪」の現在の来館者数はどれくらいか。

【府民文化部長】
・7万5千人くらい。昨年度は大きく増えた。自主的な取組みをやっていただいているおかげで、一時より集客は増えてきている。

【知事】
・来館者数が少ないときはどれくらいだったのか。

【府民文化部長】
・6万人くらいのときがあった。

【木村副知事】
・広報と都市魅力の分野で、昨年度からさらに民間の方に手伝ってもらっている。民間から来られた方はそれなりに皆、得意分野で技量を発揮していただいていると思う。その評価と、今後の民間人材の活用について何かあれば教えてほしい。

【府民文化部長】
・民間の方については、府の職員にない感覚をお持ちであり、非常に力になっていただいている。民間とのタイアップということで、映画のパンフレットの中にいろいろな広報を折り込むといったことも、職員ではなかなかできない。民間の方はそういったつながり、人脈を持っておられる。そういう意味で、府政情報室としては活用できている。都市魅力創造局の方でも、いろいろな新しい発想を出していただき、非常にありがたい。

【木村副知事】
・いずれにせよ、来年の春が一定の評価の時期だと思っている。以降どうするかも含め、そういうイメージで評価をしておいてほしい。

【小河副知事】
・資料1−2の3頁「大阪ミュージアム戦略プランに基づくトータルプロデュース」について。今回、住宅まちづくり部で「景観」を重点課題として掲げている。その中で歴史街道をやっていこうとしているが、そういう取組みと一緒になってやってほしい。

【府民文化部長】
・歴史街道については、都市魅力創造戦略の中で一定の位置づけをしている。

【小河副知事】
・ぜひ実際の取組み、現場で連携してほしい。
・イルミネーションについて。昨年度から始まった、なんばから北上してくるという民間の動きもうまく引っ張り込んでほしい。
・重点課題5については、綛山副知事と同意見。

【府民文化部長】
・いろいろな部局に同じような要素があるのであれば一つにまとめていただければ。

【知事】
・資料1−2の9頁のアウトプットについて、私立幼稚園が府内に428園あり、そのうち200園が11時間開園に新規に取り組んでくれることをめざすということか。今年度すでに取組みがスタートしていると思うが。

【府民文化部】
・実際の取組みは9月頃からになる幼稚園もかなりあると思う。11時間開園については、22年度は数園が取り組んでいただけであった。今年度は200園に増やしたい。

【知事】
・それ以降、また増やしていくのか。

【府民文化部】
・幼稚園連盟でアンケート調査をしているが、今年度中にやりたいと言っておられるのが約210園。将来的に取り組みたいという園が300園近くあるので、それくらいをめざしている。

【知事】
・「ピースおおさか」について。来館者数をどれくらいに設定し、どういう内容にするか。「リバティ大阪」もそういう形でリニューアルを行った。来館者数を設定して、内容を早急に示してほしい。いつごろになる予定か。

【府民文化部長】
・次年度の予算につながるように計画を出したい。その際、当然目標値は示す。リニューアルの案は、できたら夏までには考えたい。

【知事】
・繰り返しになるが、先ほどの都市総合力ランキングについては、私の大きな目標としたいので、政策企画部でそれぞれの要素をどう関係部局に割り振り、どう組み立て位置づけるか検討してほしい。
・重点課題5はどうか。定住魅力は全庁挙げての課題に設定している。府民文化部だけで出すのではなく、全部まとめると良いが、その場合は誰の目標になるのか。「府政運営の基本方針」で出すのか。

【企画室長】
・人口減少白書という取組みを企画室で全庁的にやろうとしている。ここに出されているテーマもそこにかかわってくる。おそらく部の思いとしては、できるだけ具体的なものを先行してやりたいということだと思うので、それはそれで尊重しながら、全庁的な方針整理は、企画室も関与しながらやっていきたい。
・また、ご指摘の通り、都市総合力ランキングは様々な要素から成っているので、トータルを上げていくのは最終の府政運営の課題として受け止めたい。 

このページの作成所属
政策企画部 企画室政策課 政策グループ

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