1 はじめに

更新日:2014年1月28日

努力こそ安全への近道。あわてると失敗のもと!


 取引の事前相談に来られた方から、よく「絶対に安全な取引方法はありませんか?」と聞かれます。
しかし、残念ながら絶対に安全という方法はありません。ただ、努力(調査など)をすることによって安全性を高めることはできます。

 賃貸借契約のトラブル相談をよく聞いてみると、十分な確認をせず、慌てて契約してしまったことがトラブルの原因になっているケースが多くあります。ちょっとした注意を払うことによって、そのトラブルを防げたのではないかと思われます。
しかし、それだけで全てのトラブルが防げるわけではありません。賃貸借契約などの不動産取引には、多くの法律・制度があり、しかも日常不慣れな契約書の作成などをするため、かなりの専門知識が要求されます。
『素人だから、何もわからないであたりまえ』という事を平然と言う人がいますが、一旦契約してしまえば、素人であることを理由に契約の無効や解除を主張しても通ることはまずありません。不動産の取引では知らないことによって大変損をすることがあります。このことを十分自覚し、わからないならわかる努力をし、できるだけ取引の安全性を高めるよう注意を払ってください。

 では一体、何に注意すればよいのでしょうか。
そこで、これから不動産を借りられる方に、「ちょっとアドバイス」したいと思います。

▲このページの先頭へ

このページの作成所属
都市整備部 住宅建築局建築指導室建築振興課 宅建業指導グループ

ここまで本文です。