美しい景観づくり

更新日:平成28年4月5日

 大阪府では風格ある都市空間と豊かな生活空間をつくり、守り、より文化的な生活が送れるよう、市町村および府民と連携して景観行政を行なっています 。

 1.大阪府の景観行政について

 大阪府は景観の形成や保全のため、「景観規制」と「景観に関する取組みの促進」を行っています。
 ・「景観規制」は、最低限、必要と考えるルールと区域を定め、建築や広告物を規制するものです。
 ・「景観に関する取り組みの促進」は、市町村、団体、府民の取組みを支援するものです。

(1)景観規制について

景観規制は「景観法」と「屋外広告物法」、2つの法律に基づきます

○景観法に基づく規制
 ・大阪府は「景観行政団体」(注1)以外の市町村の範囲に限り、「景観計画」「景観条例」を定め、建築物や工作物の設置・改装などを規制しています(図1参照)。
 ・「景観行政団体」市町村の範囲では、大阪府ではなく市町村が「景観計画」「景観条例」を定め、規制しています。
    (注1)「景観行政団体」とは、府、政令市、中核市、および、自ら景観規制を行うとした市町村。(景観法第7条)

○屋外広告物法に基づく規制
 ・大阪府は、政令市・中核市以外、かつ「屋外広告物条例」を定めていない市町村のみを対象に、「景観計画」に即し、「屋外広告物条例を」定めて、
    広告物を規制しています(図2参照)。
 ・政令市・中核市、および屋外広告物条例を定めた市町村は、府ではなく各「市町村条例」により規制しています。

大阪府景観条例 ⇒ こちらをクリック     大阪府景観計画 ⇒ こちらをクリック    大阪府屋外広告物条例 ⇒ こちらをクリック

区域

1)「景観法」に基づく規制
  大阪府が「景観行政団体」となる範囲(図1参照)では、「大阪府景観計画」により、規制する区域(「景観計画区域」といいます)と区域毎の基準を定めています。
  大阪府の「景観計画区域」としては、5種類の区域(道路軸、河川軸、山並み・緑地軸、湾岸軸、歴史軸)を指定しています。

大阪府計画計画区域 ⇒ こちらをクリック

  「景観計画区域」内では、一定規模を超える建築物・工作物(屋外広告物を除く)を設置する場合、「おとなしい色」とするなど各区域の規制の基準に従うとともに、
  「景観条例」に定める届出手続きが必要です。

景観法に基づく届出手続きについて ⇒ こちらをクリック

2)「屋外広告物法」に基づく規制
  政令・中核市以外で、「屋外広告物条例」を定めていない市町村の範囲(図2参照)では、「大阪府屋外広告物条例」により、
  規制する区域と区域毎の基準を定めています。
  規制する区域としては、大阪府の「景観計画区域(歴史軸を除く)」のほか、「高速道路等と沿道」、「住居専用地域・風致地区など」、「道路・鉄道・橋など」、および、
  市が景観計画で定めた「百舌鳥・古市古墳群周辺」を指定しています。

大阪府屋外広告物条例の規制 ⇒ こちらをクリック

  規制の区域内では、条件を満たす屋外広告物(大きさ等により除外あり)を設置・表示する場合、主に「大きさの制限、または設置禁止」など
  各区域の規制基準に従うとともに、許可手続きが2年に1度必要です。
  ただし、「屋外広告物条例」を定めている市町村の範囲(図2参照)では、書く市町村の「屋外広告物条例」の規制に従い、当該市町村への手続きが必要です。

屋外広告物の設置許可手続き窓口一覧 ⇒ こちらをクリック

3)2つの規制の比較
 
大阪府による、景観規制について、「景観法・大阪府景観条例」と「屋外広告物・大阪府屋外広告物条例」による規制を比較すると以下のとおりとなります。

表1.大阪府による景観規制「景観法・大阪府景観条例」と「屋外広告物法・大阪府屋外広告物条例」のあらましと比較

景観法・大阪府景観条例

屋外広告物法・大阪府屋外広告物条例

法制度
概要

「景観計画」により規制 (届出)
(屋外広告物の制限も定めることが可能。ただし、具体の義務は、屋外広告物条例による)

条例により規制 (許可)
(「景観計画に即して定める」法第8条)

府規制
適用範囲

景観行政団体以外の市町村
(27市町村:872平方キロメートル(府域の46%))

市町村条例を定めていない市町村
(36市町村:1237平方キロメートル(府域の65%))

規制
対象物

建築物・工作物のみ (広告物除く)
注)一定以上の規模のみに限る(「高さ20m」「面積2000平方メートル」超)

広告物等のみ
規制項目

「色」(鮮やかな色の規制)
「付属物(駐車・駐輪場、ダクト・室外機、高架水槽等)の外観」
「緑化」
注)建物用途などに関わらず、一律基準

「大きさ」「高さ」のみ、または「禁止」
注)「色」の規制無し
注)自家用・公衆用など「内容」によって、一部対象外

府による
規制範囲

(規制なし)

<規制強度=禁止 (自家用7平方メートル以内を除く)>
・範囲:1種低層住居専用地域、史跡、道路・鉄道等

(府景観計画の対象外)

<規制強度=禁止を含む制限(自家用7平方メートル以内も制限)>
・範囲:古市古墳群周辺区域(市景観計画に基づく)


・範囲:大阪府景観計画「景観計画区域」の5軸

「道路軸」「河川軸」「山並み・緑地軸」「湾岸軸」「歴史軸」
注)景観行政団体となった市町は、府規制の対象外

<規制強度=禁止を含む制限 (自家用7平方メートル以内は除く)>
・範囲(大阪府景観計画区域の一部):大阪府景観計画の「景観計画区域」の内、4軸の範囲

「道路軸」「河川軸」「山並み・緑地軸」「湾岸軸」
注)景観行政団体となった市町も、府条例適用市町は、過去の「大阪府景観計画区域」の範囲を規制

・範囲(25路線沿道):主要な府道・高速道路25路線の沿道
注)景観行政団体となった市町も、府条例適用市町は、25路線の沿道を規制

(規制なし)

<規制強度=緩やかな制限 (「壁面の”高さ・幅”以内」等)>
・範囲:住居専用地域・風致地区等の地域地区

<規制強度=禁止「物件」 (設置場所に関わらない)>
・範囲:街路樹、橋梁、トンネル、道路構造物など
注)自家用も不可。ただし「案内用」など適用除外あり

 

景観行政団体・屋外広告物法所管の状況 

(2)景観に関する取り組みの促進

大阪府および各市町村が行う景観に対する規制や事業および方針等の立案などについて、相互に協力・調整することは、府民・事業者にとって分かりやすく、かつ効果的な景観行政にとって重要です。
また、府民・事業者と行政が協力しあうことも欠かせません。大阪府では、そのために、市町村や府民・事業者との情報交換や協議の場を儲け、連携して景観行政を進めています。

1)市町村との連携
  ・大阪府景観形成誘導推進協議会
      大阪府と市町村の景観担当者が相互の規制や事業の内容を把握しあい、相互の協力や調整のため、情報交換や協議を行っています。

2)府民・事業者との連携
  ・大阪都市景観建築賞
         新たに建てられた建物や、改修された建物について、外観の優れたものを、大阪市や建築団体と共同で表彰しています。 
         ⇒ 大阪都市景観建築賞のページへ(外部サイト)

  ・大阪美しい景観づくり推進会議
      公共団体、公益法人、産業団体、地域活動団体などをメンバーとし、情報交換を行っています。 
     大阪美しい景観づくり推進会議について ⇒ こちらをクリック

大阪都市景観建築賞

  これまでの受賞作品、募集要項を紹介しています。

建築協定

  建築協定の仕組みや届出方法について紹介しています。

このページの作成所属
住宅まちづくり部 建築指導室建築企画課 調整グループ

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