学齢期(幼稚園・小学生)

更新日:2019年10月1日

学齢期(幼稚園・小学生)の歯と口の健康づくり

歯と口の特徴

 歯の生え変わりの時期です。生えたばかりの歯はむし歯になりやすく、生えかわりの影響で歯ぐきに炎症がおこりやすい時期でもあります。

小学生(9歳)におけるむし歯を有する人の割合

 

むし歯の対策

 C(治療が必要なむし歯)やCO(観察が必要な歯)があれば歯科医院でさらに検査してもらうなど相談するとよいでしょう。COとされる要観察歯は下図イラストの矢印のように白くみえることがあります。このような歯は対策を講じるとむし歯にならずに予防できる可能性があります。詳しくは、下の「歯と口の健康づくりのために」を参考にしてください。 
 歯ぐきの状態によっては、G(歯肉炎)やGO(歯肉炎の要観察)と診断されることがあります。歯垢(プラーク)が多いと歯ぐきは炎症をおこしやすいので、毎日の歯磨きで丁寧に歯垢の付着を防ぐことが大切です。歯科医院での専門家によるお口の清掃も効果がありますので相談しましょう。 

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歯と口の健康づくりのために

 自分では磨けていると思っていても、磨き残しがあるかもしれません。家庭での歯磨きチェックと仕上げ磨きは、小学3・4年生ぐらいまで行うようにしましょう。

 

歯医者さんからのお役立ち情報

 一般的に、小学1年生から6年生までの間に乳歯は永久歯に生えかわります。お子様の成長とともに、口の中も日々変化しています。 生えたばかりの歯はむし歯ができやすく、また、歯ぐきの炎症もおきやすい時期でもあります。乳歯のむし歯が、永久歯や将来の歯並びに影響を及ぼすことも少なくありません。
  ただし、歯並びについては、必ずしもすぐに治療(歯科矯正)が必要とは限りません。子どもの顎の成長や他の歯が続いて生えてくることによって、歯が正常に並ぶこともあるからです。 治療が必要かどうかの見極めや具体的な予防方法などは歯科医師による詳しい検査が必要です


このページの作成所属
健康医療部 健康推進室健康づくり課 総務・歯科・栄養グループ

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