喫煙と歯周病

更新日:2015年5月22日

喫煙と歯周病について

なぜ、喫煙は歯周病を悪化させるのでしょうか?

 たばこには三大有害物質(ニコチン、タール、一酸化炭素)をはじめ約200 種類もの有害物質が含まれています。 これらの有害物質が相まって歯周病は悪化し、治療しても回復に時間がかかると言われています。ちなみに喫煙者は、非喫煙者に比べ2から8倍歯周病にかかりやすいこと、歯周病の治療を受けても治りが悪いことが報告されています。

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ニコチンによる影響素材3
 

 歯ぐきが炎症をおこしていても、出血等の症状がみられにくく、気づかぬうちに症状がすすんでいってしまいます。

 

  


タールによる影響
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 タールが歯に沈着すると歯が黒褐色になってしまいます。 

 

 

 

禁煙するとどのようなメリットがあるのでしょうか?

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 受動喫煙による周囲への悪影響が少なくなりますので、家族や周囲の人が喜んでくれる等も期待できるのではないでしょうか。

禁煙すれば歯周病はよくなるのでしょうか?

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 口は、最初に直接的に喫煙の影響を受ける臓器です。個人差はありますが、禁煙によって歯ぐきは本来備わっていた免疫力を回復するようになり、歯周病治療によって歯ぐきも健康な状態に回復していくと言われています。歯や歯ぐきの色素沈着も少しずつ改善されていきます。

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このページの作成所属
健康医療部 健康推進室健康づくり課 総務・歯科・栄養グループ

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