歯と口の機能の重要性

更新日:2015年5月22日

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 歯と口は、食べることはもちろんコミュニケーションにかかわる重要な役割も果たしています。食事や会話に支障をきたすと人との付き合いがおっくうになり、家に閉じこもりがちになるなど、身体的にも精神的にも活動力が低下し、高齢者では寝たきりや認知症の引き金になるとも言われています。また、歯と口の機能のなかでも飲み込む機能(嚥下機能)が低下し誤嚥を繰り返していると誤嚥性肺炎など命にかかわる疾患を引き起こしかねません。そこで、口腔機能訓練を含めた口腔ケアを日常の習慣として定着させるための取り組みが各地で広がりつつあります。(口腔機能訓練を参考にしてください)
 食べ物は、噛んで(咀嚼)飲み込み(嚥下)消化されてはじめて栄養として摂取されます。このため、歯と口の機能が低下すると、食物の種類や食事の内容が制限され、免疫力の低下から病気にかかりやすくなったり、傷の治りが悪くなったりします。免疫力を保つためにも、栄養バランスを考えた食事を心がけること、歯と口の機能を維持することはとても大切です。

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このページの作成所属
健康医療部 健康推進室健康づくり課 総務・歯科・栄養グループ

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