あかちゃんのえいよう!

更新日:平成28年4月19日

 赤ちゃんの栄養には、母乳と粉ミルクがあります。授乳のときの温かいふれあいと欲求をみたす心地良さが、赤ちゃんの健やかな心と食を育み、お母さんにも赤ちゃんと気持ちを通じ合う力、育児力を養います。
 何らかの理由で母乳を飲ませることができない場合、「母乳をあげられない・・・」と赤ちゃんに申し訳ない気持ちになるお母さんもいますが、現在市販されている粉ミルクも、安心して与えることができます。母乳と同じ気持ちで、赤ちゃんを抱いて顔を見て話しかけながら飲ませてあげれば、きずなも育まれていきます。

母乳や粉ミルクにこだわらず、育児を楽しみましょう。 

母乳の良いところ

  • 成長や発達のためのほぼ完全な食品です
  • 感染症などの病気に対する抵抗力がつきます
  • 乳児突然死症候群(SIDS)の発症率が低くなります
  • いつでも、どこでも新鮮な母乳をあげることができ、衛生的、経済的です
  • わが子とよい母子関係を作るのに役立ちます
  • お母さんの産後の回復や体重の戻りを早めます
  • お母さんの乳がん発生減少の報告もあります

母乳育児のポイント

  • 妊娠中から、赤ちゃんを母乳で育てる知識と方法を学びましょう
  • 母乳を出やすくするには、妊娠中から心とからだをリラックスさせることが一番大切です 
  • 出産後は赤ちゃんとお母さんがいつも一緒にいられるようにしましょう
  • 入院中は赤ちゃんが欲しがるときに、欲しがるまま授乳しましょう
  • 母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないようにしましょう
  • 食事はバランス良く食べ(脂濃い食事やお菓子は控え)、水分は心がけて摂りましょう
  • 赤ちゃんの成長を一番に考え、母乳不足や乳房トラブルなどが心配な時は、出産した産婦人科や助産所、保健センター等に相談しましょう

粉ミルクで育てる場合のポイント

 粉ミルクで育てる場合も、授乳は母子のスキンシップとしてとても大切です。授乳のとき、もちろん授乳以外のときも、しっかり抱いて、優しく声かけを行うなど、温かいふれあいを行いましょう。お父さんや家族の方も、お母さんが授乳のトラブルで育児に自信をなくすことがないように配慮してあげましょう。

お父さんや家族の方へ

 母乳育児には、妊娠中から心とからだをリラックスさせることが大切です。お父さんや家族の方が、妊娠中から生まれてくる赤ちゃんについて話し合ったり、不安を受け止めたり、いたわりの声かけや、お産の付き添いをすることが効果的です。授乳期間中は夜間まとまった睡眠や休養が取りにくいため、育児や家事なども積極的に手伝い、ゆっくりやすませてあげましょう。
 母乳が出ない場合も市販されている粉ミルクを安心して与えることができます。粉ミルクでも赤ちゃんとスキンシップをとって飲ませてあげることで、きずなを深めることができます。

出産後赤ちゃんと一緒にいることができないお母さんへ

赤ちゃんを託児所や保育所に預ける場合も母乳育児を続けられるよう、冷凍母乳を与えてもらえるか相談してみましょう。冷凍母乳を希望しても、生活の変化により分泌量が減少したり、職場環境などにより昼間の搾乳が困難な場合もあります。そのことで、お母さんのストレスにならないよう、必要なら粉ミルクで対応しましょう。

卒乳について

母乳育児は少なくとも12ヶ月、それ以降は赤ちゃんとお母さんが望む限り続け、自然に卒業するのを待ちましょう。


インターネットで販売される母乳に関する注意 

 このほど、母乳をインターネット上で売買している実態があるとの報道がありました。
 インターネット等で販売される母乳は、提供した母親がかかっている病気の状況や搾乳方法、保管方法等の衛生管理の状況がわかりません。そのため、乳幼児に飲ませると、病原体や医薬品等の化学物質等が母乳中に存在していた場合、乳幼児の健康を害する恐れがあります。
 こうしたリスクについて、十分認識の上、ご対応ください。   厚生労働省報道発表資料(外部サイト)
 

母乳育児ホームページ

授乳・離乳の支援ガイド(外部サイト) 2007.3 厚生労働省

日本母乳の会(外部サイト)

NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会(外部サイト)

ラ・レーチェ・リーグ日本(外部サイト)

このページの作成所属
健康医療部 保健医療室地域保健課 母子グループ

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