「大阪ものづくり優良企業賞2016」表彰式及び交流会の様子

更新日:2017年2月15日

平成29年2月7日(火曜日)に「大阪ものづくり優良企業賞2016」の表彰式(平成28年度大阪府商工関係者表彰、大阪製ブランド表彰式と同時開催)が、クレオ大阪中央(大阪市立男女共同参画センター 中央館)で行われました。
受賞企業75社を代表し、最優秀企業賞、技術力部門賞、審査委員特別賞、夢・未来・Tri賞、知的財産部門優秀賞受賞企業6社に、竹内副知事から表彰状が授与されました。


式典の様子

画像です。式典の様子

知事式辞(竹内副知事代読)
知事祝辞(竹内副知事代読)

代表受領の様子

◆最優秀企業賞(1社)

 日本精器株式会社 代表取締役社長  平井 研三 氏
日本精器株式会社 代表取締役 平井 研三

 

◆技術力部門賞

柏原計器工業株式会社 代表取締役 三浦 直人 氏
柏原計器工業株式会社 代表取締役 三浦 直人氏



◆審査委員特別賞(2社)

株式会社荒木製作所  代表取締役社長  三原 克敏 氏
株式会社荒木製作所 代表取締役社長  三原 克敏

株式会社東洋金属熱錬工業所 代表取締役社長 大山 照雄 氏
株式会社東洋金属熱錬工業所 代表取締役社長 大山 照雄氏

◆夢・未来・Tri賞(1社)

株式会社サンコー技研 代表取締役 田中 洋美 氏
株式会社サンコー技研 代表取締役 田中 洋美氏

◆知的財産部門優秀賞(1社)

株式会社プラ技研 代表取締役 菊澤 良治 氏
株式会社プラ技研 代表取締役 菊澤 良治氏 

豊田審査委員長祝辞
豊田委員長


豊田審査委員長の祝辞
審査委員長を務めていただきました豊田政男委員長(
大阪大学名誉教授,特任教授)の祝辞をご紹介します。

大阪ものづくり優良企業賞の審査委員長を務めさせていただきました豊田でございます。まずは,本日表彰を受けられました皆様、本当におめでとうございます。
栄えある受賞を心よりお慶び申し上げますとともに、皆様のこれまでのご尽力、お取り組みに対しまして、改めて敬意を表します。
「大阪のものづくり看板企業の登竜門」をコンセプトにした「大阪ものづくり優良企業賞」も、今年度で9回目を迎えることとなりました。
技術力と品質・コスト・納期といったQcdに着目して、財務状況や人材育成、地域貢献なども加味して審査を行った結果、今年度は新たに「優良企業賞」として75社、そのうち「知的財産部門賞」として10社を選定しました。
そして、その中でも特に優秀な企業として,既に表彰を受けられましたように,「最優秀企業賞」を1社、「技術力部門賞」1社、「特別賞」2社、府立産業技術総合研究所理事長賞であります「夢・未来・Tri賞」1社、「知的財産部門優秀賞」1社を選定しました。
昨年の大阪経済は、個人消費や雇用情勢の改善など、緩やかな回復基調も見られましたが、グローバル経済の不安定性や人材不足などの影響もあって、中小企業をとりまく経営環境は、依然として厳しい状況にありました。
さらに、米国では新政権が誕生し、規制改革や国内重視など米国の経済政策は世界経済に大きな影響を及ぼすとみられます。こうした中、日本経済も、今まで以上にものづくりをはじめとする産業の国際競争力を強化し、AI時代といわれるこれからの時代に,新しい活力を創造することが求められております。
その競争力の根幹である「ものづくり基盤技術」において、大阪のものづくり企業が大きな役割を担ってきたこと、更に今後も大きな役割を担い続けることが期待されております。これこそが、本表彰の真の意義であるといえるでしょう。
こうした環境の中、今回も多数の企業からご応募いただき、化学工業から樹脂製品、金属製品・部品、消費財まで大阪らしい幅広い業種の企業を多数ノミネートすることができました。これも、過去8回の受賞企業の方々が受賞企業の証である「匠」ブランドを守り広めていただいたお陰であると感謝申しあげますと共に、大阪の中小企業の皆様の積極性とチャレンジ精神を示して頂いたものと深く敬意を感じております。
今回の審査では、激化するグローバルな競争の下でも、徹底した品質へのこだわりと、高付加価値製品の開発や更なる技術の高度化に取り組む飽くなき経営努力を続ける企業姿勢から、大阪には 「オンリーワン・ナンバーワン企業」「技術と人材の強みを生かしたものづくり企業」が集積していることをあらためて実感いたしました。
最終選考では、最優秀企業賞1社を選定しましたが、同社は海外メーカーとの強固な協力体制を構築しながら、製品部材の大半を府内協力企業から調達し、府内中小企業の活性化にも貢献する一方、自社のコア技術を維持・応用し世の中にない新しい製品の開発に取り組むことで、積極的にワン・アンド・オンリー技術に磨きをかける企業です。
大阪府では、この3月に9冊目となる「大阪のものづくり力」のプロモーション冊子を作成し、今回の受賞企業75社が、新たに大阪の看板企業として紹介されると聞いております。
皆様の「ものづくり力」は、国内外に向けたプロモーション活動の大きな推進力となっております。
受賞企業の皆様には「匠」ブランドを旗印に大阪の看板企業として、その持てる技術力・企業力をより一層発揮していただき、「大阪のものづくり」「大阪産業の活性化」にご協力いただくことを期待しております。
最後となりましたが、本日受賞の皆様方をはじめ、ご列席の皆様のご健勝とご多幸を心から祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。

 
式典終了後、交流会も開催しました。

大阪府商工労働部長の挨拶
商工労働部長

2社による講演「当社の変革と挑戦のストーリー」

日本精器株式会社
日本精器株式会社 代表取締役 平井 研三氏

○日本テクノロジーソリューション株式会社(兵庫県高砂市)
日本テクノロジーソリューション

大阪中小企業顕彰事業審査委員 永田委員による閉会の挨拶
審査委員 永田委員

交流会の様子

画像です。交流会の様子

画像です。交流会の様子

このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室ものづくり支援課 販路開拓支援グループ

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