「夏休み親子計量教室」を開催しました。

更新日:2023年8月16日

令和5年度「夏休み親子計量教室」を開催しました。

 大阪府計量検定所と一般社団法人大阪府計量協会では、令和5年7月25日(火曜日)と7月27日(木曜日)の2日間、「夏休み親子計量教室」を開催しました。
 この教室は、身近な計量を知ることで計量に親しみをもってもらうとともに、その大切さを理解していただくことを目的に開催したもので、26組59名の児童とその保護者の皆さんに参加していただきました。

 当日は、身近にある計量やその歴史などを紹介するビデオを鑑賞し、その後、計量士さんから、計量士の仕事や正しいはかりには検定証印が付けられていることなどを教えてもらいました。

計量士のおはなし

 計量士さんのお話の後は、実際にはかりを使った実験を行いました。
 まずは、空気を入れる前と入れた後のペットボトルの重さをはかってもらい、空気に重さがあることを確かめてもらいました。
 
その後、重さが異なるペットボトルを複数用意し、手で持って同じ重さと感じたペアを探し、はかりを使い本当に同じ重さかを確認するゲームを行いました。手で持って感じる重さと、実際の重さには違いがあることを知ってもらい、きちんと計ることの大切さを実感してもらいました。

計量体験

 計量の方法や計量の大切さを学んだ後は、児童の皆さんにてんびん作りを行ってもらいました。
 正確に計量することの大切さを学んだ後ということもあり、てんびんが水平になるように調整するところでは、皆さん真剣な表情で調整を行っていました。

てんびん作成

 完成したてんびんで身の回りの物の重さをはかってもらいました。このころには分銅を扱う手つきも慣れたもので、皆さん黙々と自分の消しゴムやえんぴつの重さがどのくらいなのか調べていました。

てんびん作成

 そして、最後に計量検定所の所内見学を行いました。
 タクシーメーターの検査を行う走行検査場では、タクシーのメーターが年に1回検査を受けていることや通常はローラーを回して検査を行うとの説明に皆さん驚いておられました。

タクシー装置検査見学

 はかり室では、トラックスケールなどの大きなはかりを検査するための1トン分銅やボクシングで体重の計量に使用されているはかり(台手動はかり)を見学してもらいました。

はかり室見学

 さらに、台手動はかりを使用し児童の体重測定を行ったところ、その仕組みに皆さん興味津々で、写真を撮られる方がたくさんいらっしゃいました。

はかり室見学

 参加者の方からは、「てんびんをつくるのが楽しかった」、「普段体験できないようなことが学べてよかった」や「また参加したい」といった声をたくさんいただき、好評のうちに終えることができました。
 ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

このページの作成所属
商工労働部 計量検定所 指導課

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