「ともに生きる社会」の実現に向けて

更新日:平成30年7月26日

 

 神奈川県相模原市の「津久井やまゆり園」で、何の罪もない障がいのある多くの方々が、大切な命を奪われ、傷つけられる事件から、今日で2年が経ちました。この事件は、障がいのある方に対する偏見や差別的思考から引き起こされたと伝えられています。

 また、精神障がいのある家族を自宅に監禁するといった事件も相次いで発覚し、衰弱死にまで至る事件もありました。これらの事件からは、障がいのある方とそのご家族が社会から孤立し、追いつめられているという実態が浮かび上がりました。

 我々は、障がいのある方やご家族の孤立を防ぎ、障がいのある方への理解を深めることで、このような事件が二度と繰り返されないような社会を築いていかなければなりません。

  また、今年6月に発生した大阪府北部を震源とする地震や7月の豪雨でも、たくさんの方々が犠牲になられました。改めて、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

  今回の地震や豪雨による災害を受け、多くの人が、命の大切さと、お互いに気遣い、支え合うことの大切さを改めて感じられたのではないでしょうか。

  人々がお互いに相手を気遣い、支え合うことのできるまちは、すべての人にとって暮らしやすいまち、優しいまち、すなわち、「共生社会」の実現につながります。

  障がいのある方が被害に遭われる事件や、今回の地震・豪雨で、皆さまが感じられたこと、考えられたことを胸に刻み、「共生社会」づくりへ行動していくことが、我々一人ひとりに求められています。

  「共生社会」づくりのためには、すべての人に、障がいや障がいのある方々に対する正しい理解と認識を持っていただくことが不可欠です。そして、具体的な行動を起こし、継続していくことが必要です。

  大阪府では、今後とも、障がいや障がいのある方々に対する理解を深めるための啓発に力を入れ、皆さまの「共生社会」の実現に向けた取組みを支えてまいります。また、障がいのある方がいつでも、どこでも必要なサービスを利用し、自立した生活を送り、社会参加できるよう、様々な障がい者施策に引き続き、取り組んでまいります。

  障がいのある皆さま、虐待や差別を受けるなど、嫌な思いをしたり、困ったりしたときは、一人で悩まず、ご家族や友人、支援者に相談してください。市町村や大阪府に相談窓口があります ので、いつでも相談してください。きっとお力になれると思います。

  「共生社会」の実現に向け、大阪府はこれからも全力で取り組んでまいります。皆さまお一人おひとりのご理解とご協力をよろしくお願いします。

 平成30年7月26日

 るびなし版 [Wordファイル/19KB]/るびあり版 [Wordファイル/26KB]/テキスト版 [テキストファイル/3KB]

※大阪府では、障がいの「害」をひらがなで表記することとしていますが、
 このテキスト版は、読み上げソフト対応のため、漢字を使用しています。


虐待や差別の相談については次のページをご参照願います。

このページの作成所属
福祉部 障がい福祉室障がい福祉企画課 権利擁護グループ

ここまで本文です。