「ともに生きる社会」の実現に向けて

更新日:令和元年8月2日

 神奈川県相模原市の「津久井やまゆり園」で、何の罪もない障がいのある多くの方々が、大切な命を奪われ、傷つけられる事件から、今日で3年が経ちました。改めて、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご家族には、心からお悔やみ申し上げます。また、傷つかれた方々には、心からお見舞い申し上げます。 

この事件は、障がいのある方に対する偏見や差別的思考から引き起こされたと伝えられています。

 旧優生保護法も、「優性上の見地から、不良な子孫の出生を防止」することを目的として成立されました。優生手術を強いられた方々やご家族が受けたであろう苦痛は、想像をはるかに超え、癒えることのない多大なものと思います。

 また、車いすの利用や補助犬の同伴を理由とした入店拒否など、障がいを理由とした差別事案は依然として発生しています。

 私たちは、このような事態が繰り返されることのない社会を築いていかなければなりません。
 そのためには、障がいのある方に対する先入観や思い込み、その結果として生まれる「心のバリア」を取り除き、多様な人が共に暮らせる社会にしていかなければなりません。誰もがお互いを尊重し、人と人が共に支え合う「共生社会」を実現していくことが、私たち一人ひとりに求められています。
 また、地域やまちには、外見からは分からなくても援助や配慮を必要とされている方々も多くいらっしゃり、私たちのほんの少しの行動で、誰もが暮らしやすい社会となっていくはずです。

 大阪府では、今後とも、障がいや障がいのある方々に対する理解を深めるための啓発に力を入れ、差別や偏見のない「共生社会」の実現に向けた取組みを支えてまいります。また、障がいのある方がいつでも、どこでも必要なサービスを利用し、自立した生活を送り、社会参加できるよう、様々な障がい者施策に引き続き、取り組んでまいります。

 府民の皆さまも、例えばヘルプマークをつけている方を見かけたら、電車内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。

 障がいのある皆さま、虐待や差別を受けるなど、嫌な思いをしたり、困ったりしたときは、一人で悩まず、ご家族や友人、支援者に相談してください。市町村や大阪府に相談窓口がありますので、いつでも相談してください。きっとお力になれると思います。
 
 「共生社会」の実現に向け、大阪府はこれからも全力で取り組んでまいります。皆さまお一人おひとりのご理解とご協力をよろしくお願いします。
令和元年7月26日

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※大阪府では、障がいの「害」をひらがなで表記することとしていますが、
 このテキスト版は、読み上げソフト対応のため、漢字を使用しています。


虐待や差別の相談については次のページをご参照願います。

このページの作成所属
福祉部 障がい福祉室障がい福祉企画課 権利擁護グループ

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