寝屋川南部地下河川、寝屋川南部流域下水道増補幹線の供用開始について

更新日:平成30年2月14日

浸水被害を防ぐ、超巨大地下トンネル誕生!

“日本初”が生み出す安全安心生活

何度も浸水被害を受けてきた寝屋川流域。それは、急激な都市化がもたらした課題でした。

密集市街地における深刻な課題を解決するため、大阪府が日本で初めて誕生させたのが、                                       

巨大地下トンネル「寝屋川南部地下河川」と「下水道管(下水道増補幹線)」です。                                     

これからの寝屋川流域は、1時間に40mm程度の雨でも、浸水被害がほとんど発生しません!                           

                                                                                                                             効果はこちら

寝屋川流域の位置と過去の浸水写真

                                                                      

寝屋川流域は、淀川、大和川、生駒山、上町台地に囲まれた、お椀の様な地形です。

   

水害から街を守る巨大地下トンネル

寝屋川南部地下河川若江立坑内部の写真

寝屋川南部地下河川若江立坑内部 左が下水道増補幹線、右が地下河川

     

 これまでも幾度も水害が発生してきた、寝屋川流域

寝屋川流域の過去の浸水写真

   

ここが寝屋川流域です

寝屋川流域の地形

 淀川、大和川、生駒山、上町台地に囲まれた、お椀の様な地形です

    

街からあふれる雨が増えてきました

都市化による保水力の低下を表現した図


むかしは田んぼや畑がいっぱいあって、降った雨を保水する力を街が持っていました。
しかし、現在の街は、保水する力を失い、河川も下水道管もいっぱいになり、浸水を繰り返しました。

  

街には建物が密集しています

建物が密集する寝屋川流域の航空写真

河川と下水道を、大きくする必要がありましたが市街化が進み、地上はすでに、過密都市になっていました

      

地下に巨大トンネル(地下河川)を造りました

地下河川の模式図

   

地下に巨大トンネル(巨大下水道管)を造りました    

巨大下水道管の模式図                         

超巨大地下トンネルができると!

     

巨大地下トンネルが浸水を防ぐ模式図

平成23年6月1日から地下河川と巨大下水道管で96万㎥の貯留が開始されました

 地下河川と巨大下水道管の流入域図

                     

近年の浸水実績

巨大地下トンネル完成後は、浸水の回数、浸水の規模は、これまでの半分以下になります。

近年の浸水実績一覧
 
1時間に40mmを超える雨が降ってもほとんど浸水被害が発生しなくなります

                             

街に溢れていた、大雨を地下に貯めて、水害から街を守ります

地下河川の貯留状況写真

                     

伸びる!繋がる!広がる!安心・安全 治水ネットワーク

伸びる:寝屋川南部地下河川は、9.2 kmから11.2kmに、2km延伸します。寝屋川南部流域下水道増補幹線は、24 km供用開始します。

繋がる:寝屋川南部地下河川と流域下水道増補幹線は、4箇所(久宝寺緑地公園駐車場地下の他、大阪中央環状線沿い3箇所)で繋がります。

広がる:地下空間にある巨大な地下施設で浸水被害から守られる区域が、2,300haから6,100haに、3,800ha拡大します(吹田市の面積と同程度)。

数字で見る地下河川・下水道増補幹線

大雨時、街に溢れそうになった雨水を一時的に貯留します。
 ↓
地下河川・下水道増補幹線あわせて、96万立方メートル(25mプール3,200杯分)の雨水を貯留します(既供用開始済、55万m3含む)。

 ココが大阪ならではの治水対策

寝屋川流域は、急激な都市化により、アスファルトやコンクリートなどで、地表が覆われたため、
大雨が降ると、街に雨水があふれやすくなってきました。
このため、治水施設を整備し、雨に強い街づくりをする必要がありましたが、
地上部は、河川を拡げられない、ポンプ場を増やせない密集市街地となっていました。
そこで、大阪府では、新たに土地を求めることが極めて困難である密集市街地の課題を克服しより多くの大雨を流すため、
新たな治水対策として、地下に新たなトンネル(地下河川)と、地下河川まで直接雨水を集めて流す、
新たな下水道管(下水道増補幹線)を一体的に整備することで、
地下河川と下水道増補幹線は直接地下で繋がり、雨水を放流する地下のネットワークを作り出しました。
この、地下河川と下水道を直接つなぐ整備方式は大阪独自のもので全国唯一です。
なお、地下河川流末ポンプ場の完成までは、暫定的に貯留施設として運用します。
今回の供用開始により、1時間に40mmを超える雨でも、ほとんど浸水被害が発生しなくなります。

このページの作成所属
都市整備部 河川室河川整備課 都市河川グループ

ここまで本文です。