『まちの緑視率』の公表

更新日:平成27年9月4日

趣旨

 大阪府では、「みどりの風を感じる大都市・大阪」の実現に向け、企業や府民のみなさまとともに、まちなかにみどりを増やす取組みを展開しています。
 府で実施した府民アンケートでは、大阪のみどりについて、「まちなかにみどりが豊かと感じる」割合はわずか1%と府民のみなさまの多くが、大阪のみどりを実感
 できていない状況にあります。
 そこで、府民のみなさまに、大阪のみどりの状況をわかりやすくお知らせするとともに、実感できるみどりを増やす行動へとつなげていただくため、「まちの緑視率」を
 公表しています。
 平成24年度の試行を踏まえ、平成25年度から調査地点や計測方法などを再検討し、府民、NPOや企業のみなさまにも調査していただけるよう、簡易的な調査方法も
 含めた「緑視率調査ガイドライン」を作成しました。
 みどりの風促進区域※内12路線上にある調査地点および通天閣や梅田スカイビルなどのタワーや高層ビルからまちのみどりを撮影、調査し、公表しています。

緑視率ロゴ

※「みどりの風促進区域」・・・府民が実感できるみどりを創出するため、海と山をつなぐ「みどりの太い軸」をつくろうとする取組みで、道路や河川を中心に、一定幅の
 沿線民有地を「みどりの風促進区域」として府内12路線約200Kmを2011年5月に指定しています。


まちの緑視率とは

 「緑視率」は、人の視野に占める樹木などの「みどりの面積」の比率です。
 定点を決め、一定基準のもとで、まちの風景の写真撮影を行い、机上で写真内の緑量の割合を算出しています。
 国土交通省等が行った調査※によると、「緑視率がおよそ25%を超えると緑が多いと感じ始める」という結果が出ています。

 ※平成16年度 国土交通省調査「都市の緑量と心理効果の相関関係の社会実験調査」(外部サイトを別ウインドウで開きます)
 ※京都市 第1次 京のみどり推進プラン(本編)資料編(緑視率調査の概要)(外部サイトを別ウインドウで開きます)

 大阪府では、府民や市町村、NPO、企業のみなさまが、「まちの緑視率」を調査・公表していただく場合に、ご活用していただける「緑視率調査ガイドライン」を
 作成しました。
 本ガイドラインの内容は、みどりの風促進区域に関連する17市の意見も踏まえ、調査の考え方や手法等を整理しておりますが、今後、調査を実施していく中で
 問題があれば、よりよくするための改善をしていきます。


「まちの緑視率」測定イメージ

■国道309号(松原市)歩道部より(平成23年9月撮影) 【緑視率約13%】

国道309号 ⇒ 国道309号 

■国道309号(松原市)歩道部より(平成24年7月撮影)【緑視率約18%】

24-1 ⇒ 24-2

■国道309号(松原市)歩道部より(平成25年7月撮影)【緑視率約21%】

国道309号
 ⇒ 国道309号


■撮影方法

<撮影の位置、方向>(例)

<撮影方法>

撮影位置・方向


三脚を用いた場合
(通常の測定)

撮影イメージ


カメラを手で持って撮影する場合
(簡易な測定)

撮影イメージ

 

「まちの緑視率」平成26年度調査

平成26年度の緑視率調査にあたっては、アドバンストシステムズ株式会社様のご協力により、緑視率の測定装置(同社製品:アーバングリーニング)を
使用して実施しました。

1.みどりの風促進区域内の調査地点

平成26年度は、既存55地点(平成25年度に調査した地点)に加えて、新たに緑化されたところ等、30地点を追加して調査しました。
平成26年度の調査結果一覧 [Excelファイル/27KB]  平成26年度の調査結果一覧 [PDFファイル/76KB] 

※緑視率調査では、使用するカメラの焦点距離の違いや写真のアングル、率測定時の着色作業に伴う人為的な誤差が生じます。
  他にも、現地調査(撮影)当日の天候をはじめ、影響する要因はいくつかあります。
  この誤差を少しでも解消できる方法も探りながら、今後の緑視率調査を進めていきたいと考えています。

 既存55地点のうち、新規植栽等の要因により、昨年度の状況から変化が見られた地点の緑視率は、下表のとおりです。

既存55地点のうち状況に変化が見られた地点

みどりの風促進区域

市域

場所

緑視率(6方向)※左:平成25年度、右:平成26年度

番号

(1)

(2)

(3)

(4)

(5)

(6)

城北公園通・京都守口線及びその沿線

守口市

大日イオン前(平成26年度)
大日イオン前(平成25年度)

17  

14

19

18

14

23

H25-22

17

31

安治川-堂島川-花博通・第2京阪道路(国道1号)及びその沿線

寝屋川市

南寝屋川公園前(平成26年度)
南寝屋川公園前(平成25年度)

6

6

13

25

10

8

H25-27

25

28

国道25号・大阪港八尾線及びその沿線

大阪市

天王寺町南1丁目バス停付近(平成26年度)
天王寺町南1丁目バス停付近(平成25年度)

48

24

38

31

H25-42

国道480号及びその沿線

泉大津市

アルザ通り(平成26年度)
アルザ通り(平成25年度)

14

23

36

24

4

8

H25-54

17

27

10

10

29

21

 ※各地点の緑視率は、撮影方向毎に評価するもので、平均値は表示していません。


2.府民に身近なタワーや高層ビル屋上などからの鳥瞰ポイント

平成26年度は、平成25年度と同じポイント(9地点)で調査しました。
 調査ポイント : 梅田スカイビル、大阪ステーションシティ「天空の農園」、大阪歴史博物館、なんば方面高層ビル、通天閣、大阪府咲洲庁舎、ホテル大阪ベイタワー、
          千里ライフサイエンスセンタービル、東大阪市役所

※鳥瞰ポイントの緑視率調査では、当日の天候によって、遠景(周辺山系等)の見え方が変わるため、測定に影響が生じます。
 また、大規模な状況変化でなければ緑視率には反映されにくい他、測定方法によっても誤差が生じやすいと考えられます。
 測定方法の見直しも含めて
、今後の調査を進めていきたいと考えています。

上表の調査ポイントのうち、今後大規模な緑地整備が予定されている場所の様子がわかる鳥瞰写真は、下記のとおりです。

梅田スカイビルから東側
梅田スカイビルから南側
大阪ステーションシティ「天空の農園」から北側


■撮影方法

まちの緑視率撮影方法2

 

 平成24年度の緑視率の公表(試行)の結果について

 平成24年度の試行の結果については、こちらをご覧ください。

  ※平成25年度に策定したガイドラインの測定方法と一部異なるところがあります。


平成25年度の緑視率調査

 平成25年度の結果については、こちらをご覧ください。


3.緑視率に関するリンク集

緑視率の測定を行っている団体や、緑視率の活用に取組んでいる他の自治体をご紹介します。

・みのお市民まちなみ会議
 http://minohmachinami.cocolog-nifty.com/(外部サイト)
 上記サイトの「まちなみ通信・みのお」48号 箕面のみどり(緑視率調査)(外部サイト)に調査結果が詳しく掲載されています。

・京都市
 「第1次 京(みやこ)のみどり推進プラン」(外部サイト)

・池田市
 緑量調査報告2010 [PDFファイル/702KB]

・忠岡町
 忠岡町緑の基本計画(外部サイト)

・和泉市
 和泉市の緑視率を公表します(外部サイト)

・大阪市
 平成25年度緑視率調査の結果(出典:新・大阪市緑の基本計画 第3章) [PDFファイル/1.07MB]

    

このページの作成所属
環境農林水産部 みどり推進室みどり企画課 都市緑化グループ

ここまで本文です。