土壌汚染対策技術について

更新日:2016年12月1日

土壌汚染対策については、不溶化、封じ込め、浄化等の技術があり、下表に示すように、それぞれいろいろな技術があります。

対策

内容

不溶化不溶化埋め戻し

汚染土壌を掘削し、不溶化するための薬剤を混合・撹拌、埋め戻し、上面を覆う。

原位置不溶化汚染土壌に不溶化するための薬剤を注入し、上面を覆う。
封じ込め原位置封じ込め不透水層まで鋼製矢板等を打設し、上面を覆う。
遮水工封じ込め汚染土壌を掘削除去し遮水シート等を敷設、埋め戻し上面を覆う。
遮断工封じ込め

汚染土壌を掘削除去、鉄筋コンクリート等の遮断層を設け、埋め戻し、上面をコンクリート蓋により閉鎖。

浄化

土壌ガス吸引法ボーリングにより井戸を設置、減圧し有害物質を吸引除去。
地下水揚水法地下水を揚水し、有害物質を除去・回収。
エアスパージング法地下に圧力をかけた空気を吹き込み、有害物質の揮発を促進。
化学的処理法汚染土壌中に薬剤を添加、化学的に有害物質を分解。
生物的処理法微生物等の生分解性を活用したバイオレメディエーションなど。
土壌洗浄法汚染土壌中に水を通過させポンプアップ。

関係するホームページへのリンク

○環境省で検討されている低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術については、

 環境省の土壌関係ホームページをご覧ください。   ◆環境省(土壌関係)

○揮発性有機化合物、重金属、油の修復施工技術については、次のホームページの

 会員企業・データベースから検索することができます。  ◆社団法人 土壌環境センター(外部サイト)


このページの作成所属
環境農林水産部 環境管理室事業所指導課 化学物質対策グループ

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