ダイオキシン類とは

更新日:2009年8月5日

ダイオキシン類とは

ダイオキシンについて

 ダイオキシン(Dioxin)とはポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PolyChlorinated Dibenzo-p-Dioxin :PCDD)を略したもので下図のようにベンゼン環を2つ持つ有機塩素化合物です。

pcdd
 

ダイオキシン類

 ダイオキシン類とは上記のPCDDのほかにポリ塩化ジベンゾフラン(PolyChlorinated Dibenzo-Furan :PCDF)及びコプラナーポリ塩化ビフェニル(Coplaner Poly Chlorinated Biphenyl:Co-PCB)をあわせた総称です。
PCDF及びコプラナーPCB

 これらの物質はいずれも平面分子構造をもつ有機塩素化合物であり、塩素の結合する位置や数によって多くの異性体が存在します。ダイオキシン類はその特徴的な構造から体内に取り込まれた場合に毒性を示すと考えられています。
 ダイオキシン類は主にプラスチック等の不完全燃焼において生成されやすいことから、特に焼却炉についてはダイオキシン類対策特別措置法では排出基準が廃棄物の処理及び清掃に関する法律では設備構造基準などが定められています。

このページの作成所属
環境農林水産部 環境管理室環境保全課 環境計画グループ

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