水道水中におけるパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、パーフルオロオクタン酸(PFOA)補完調査の結果について

更新日:平成21年8月5日


 大阪府では、平成18年度の水道原水、浄水及び給水栓水のPFOS、PFOAの調査結果を踏まえ、平成19年度は浄水処理による除去効果に係る補完調査を実施しました。今般、その結果がまとまりましたのでお知らせします。

1 調査結果

○ 河川、湖沼池又は地下水を原水とする府内の11浄水場において、原水、砂ろ過水、オゾン処理水、活性炭ろ過水、浄水中の含有状況等を夏季及び冬季の2回調査したところ、その結果は次のとおりでした。

   調査機関: 大阪府立公衆衛生研究所
   採水日:   夏季 平成19年7月24日から平成19年7月31日
            冬季 平成20年1月22日から平成20年1月29日 
   測定結果:   原水(河川水等) PFOS:1.2から14ng/L,   PFOA:4.9から42ng/L
             原水(地下水)   PFOS:不検出から2.8ng/L,PFOA:2.0から15ng/L
             浄水         PFOS:不検出から15ng/L, PFOA:5.1から48ng/L
            
             PFOA補完調査結果 [Excelファイル/42KB]

        ※測定結果は、18年度に比べ低い値となっているが、調査対象の浄水場が一部異なること、
         また日変動等も考えられることから、低下傾向を示すものではありません。

○ 砂ろ過・オゾン処理は、PFOS・PFOAの除去に効果が認められませんでした。

○ 活性炭処理は、PFOS・PFOAの除去に有効であったが、吸着能力が低下し交換時期が近い活性炭では効果が認められませんでした。

○ PFOS、PFOAについては、水道水質基準が設定されておらず、そのヒトへの健康影響について国においても定まった評価はありません。


2 今後の対応
  当該物質については、国は生体や環境中における存在状況の調査等、関連情報を収集し、知見の充実を図ることとしており、府としても国と緊密に連携し、今後も継続して水道水中の動向に注視してまいります。


<参考>
○ US EPA(米国環境保護庁)では排出事業所に対し、PFOAの飲料水の浄化あるいは代替水源に責任を持つレベルとして500ng(ナノグラム)/Lを設定して指示しています。
○ PFOS、PFOAは「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」(国直轄)で第2種監視物質に指定されています。


 

このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室環境衛生課 水道グループ

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