府民の声 公表(詳細)
テーマ |
まちづくりに関するもの |
府民の声 |
ふとしたことで南千里の竹見台団地の一部取り壊しのことを知りました。 当地は昆虫学者として散策すると、住宅街にある公園にもかかわらずこのような場所には普通見られない大型のアリや、里山の入り口でよく見られるムシヒキアブなどがすぐ目に入るような、都市の中とは思えない多様性があり驚きます。 都市部ということでおおよそ現在の規定では環境アセスメントはされていないと思いますが、このように、世界的に昆虫類が激減する中においてしばらく時間が経たないと戻ってこない昆虫がいること、これから人口が減る一方の日本、そして確か全国緑地面積ワーストワンの大阪府ということを考えると、「今残る価値のあるものを残し、そこに新しく加える」街づくりこそ、住む人々にとってニーズのあるものだと感じます。 また、毎年加速するこの異常気象を考えた時、生物多様性と緑地の干渉作用はまったく無視できませんし、世界的なOECMの流れなども今後取り組んで波に乗らねばならないと思います。 すぐにでも全面撤去の工事が入るようですが、これは無視できないことだと感じました。 この声に関しまして、大阪府のご回答をぜひお聞かせください。 |
カテゴリー |
くらし・住まい・まちづくり |
受付日 |
2022年7月1日 |
公表日 |
2022年8月31日 |