府民の声 公表（詳細）
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障がい者施策に関するもの |
府民の声 |
大阪府 福祉部 障がい福祉室 生活基盤推進課様 いつも大変お世話になっております。障がい福祉サービスに関しまして、昨年度に引き続き、ご要望させていただきます。さて、昨年度の報酬改定に伴い、コロナ渦に伴う臨時的な居宅等でのサービス提供が、就労系の事業所に関しては、今後の社会情勢等の変化を見据え、令和3年度から「常時の取扱い」となりました。一方で、訓練系サービスの事業所に関しましては、同様の取扱いには至らず、現在も、市町村の判断により、「臨時的な取扱い」を継続していただいているところです。この居宅での支援(訓練)は、「ひきこもり」からの回復支援や、これまで社会的支援に結びつかなかった方々に対して、非常に有効なサービス提供となっていることから、今後の制度化に向けて、ご利用者様やご家族様と共に大いに期待しているところです。以下に、この間の実践活動を踏まえ、当該サービス提供における評価(効果)をご報告いたしますので、今後の制度運営のご参考にしていただければ幸いです。大阪府におかれましては、是非とも、国等に対しまして、当該取扱いの制度化に向けた働きかけを行っていただきたく、お願い申し上げます。 居宅等でのサービス提供に係る重要な効果 (1) これまで継続的な通所が困難な状況に陥っている利用者様に対しても、在宅で訓練(支援)が可能となることにより、「支援(訓練)の継続性の確保」が可能となります。 (2) 利用者様に応じて、電話、ビデオ通話、家庭訪問等を活用し、事業所との定期的･継続的なコミュニケーション(社会関係)を維持することによって、現在、大きな社会的課題となっている「社会的孤立の予防」を図ることが期待できます。 (3) サービス提供手法の選択肢が増えることにより、様々な障がい特性を持つ利用者様が、心身の状況の変化に応じたサービスを受給することが可能となり、不本意な利用中断等のリスクを下げることなどによる、「利用者様のエンパワメントの向上」が図れます。 【参考】サービス提供に係る主な支援(訓練) ･健康管理支援による生活リズムの確立や病状等の安定 ･コミュニケーション支援による社会関係の維持･向上、家族関係の調整 ･生活相談支援による心のケアや問題対処能力の向上 |
カテゴリー |
福祉・子育て |
受付日 |
2022年4月12日 |
公表日 |
2022年5月31日 |
