府民の声と府の考え方 公表(詳細)
件名 |
消費生活について |
府民の声 |
「○○」というマルチ商法グループの勧誘活動が活発化しています。私も知り合いから誘われ一年半ほど利用しており、怪しいと気づき現在は解約しましたが、解約の際に「府内でも多数の代理店がある、変なことを言いふらすと法的措置に出る」と脅迫され、身の危険を感じ弁護士さんに依頼し、「○○」の活動実態がいわゆるマルチ商法であるとの意見書を頂きました。○○は「□□」というネットショップの代理店ライセンスを商品としていて、事業者を対象に勧誘します。勧誘員はまず、「□□に出店しませんか?」と事業者を誘い、出店の希望があると、「代理店になった方が出店取次をするとキャッシュバックがあって、月々の手数料を相殺できる」「代理店数はもうすぐ締め切りになるから早めに申し込んだ方がいい」などと説明をし、事実を隠してマルチ商法販売員の契約をさせます。 グループ内では上位会員とのサポートチームをアプリのグループメール内で作られ、様々なアドバイスを受け上位会員に購入や宣伝を受け、動画配信による上位会員のオンラインセミナーが週2回ほど有料で行われ、成功事例とその販売テクニック、勧誘手法も教え込まれます。毎日メールでの情報を受け、売り上げが上がると上位会員への信頼が厚くなり、一種の依存症状態になってしまいます。本来不要なものでもグループ内の商品を会員は抵抗なく購入し、知らずに友人知人に違法行為を含めた勧誘活動を行っています。こうしたやり取りはスマホで行っているので、家族も気づきにくく、気づいた時には家族や友人よりもグループ会員の言うことを信じてしまい、グループから抜け出す事が困難になってしまいます。「□□」と検索し、絞り込むと府内や市内のショップ利用店を閲覧することができます。実際にマルチ商法を行っているメンバーは、直接聞き取りをしていくか、SNSで熱心な勧誘員は肩書に「□□正規代理店」と名乗っているため判別できます。 事業者さんの頑張りたい気持ちを利用して、重大な事実を隠し違法な勧誘を繰り返し、気づかれないように利益を吸い上げているこの組織を野放しにしておいては熱意のある事業者さんや地域の産業の信頼を失墜させ、利益に背くものと考え、情報共有および注意喚起をして頂きたく思いますのでよろしくお願いいたします。 |
府の考え方 |
この度いただきました○○に関する情報につきましては、適正に処理させていただきます。 なお、いただいた情報に関する処理の状況につきましては、情報提供者であってもお答えできませんので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。 (2021年12月15日連絡) |
所管課 |
府民文化部 消費生活センター |
カテゴリー |
くらし・住まい・まちづくり |
回答種別 |
回答したもの |
受付日 |
2021年12月6日 |
公表日 |
2022年1月21日 |