府民の声と府の考え方 公表(詳細)
件名 |
行政財産使用料減免願いについて |
府民の声 |
前略 2020年3月下旬に行政財産使用料減免願いについての回答書を拝受しました。 これは大阪府知事からの回答と云う事でしょうか。 又、減免についてのお願い書は行政財産使用許可を頂いた当事者が許可者に対してお願いをしてるものであることの回答、以上の理解で宜しいでしょうか。 改めて貴所のご見解を伺います、世界的にも国難であるコロナ危機の現状で政府が国民や企業をどう守るか色んな施策を講じている中、現条例、規則(昭和31 年、43 年)に減免条文が無いから減免できないとの事ですが、そもそも条例制定時から社会環境、経済環境も相当変化し、また今回のコロナ危機は過去経験の無い事象です。 現条例に減免条文が無いからダメとの回答は余りにも実情無視ではないでしょうか 。 ○○への利用者に対し、休息の場、飲食サービスを提供出来る事が利便性も良くなり施設の付加価値向上にも繋がると判断しておりましたが、私どもは単なる営利目的者なのでしょうか? 国の緊急事態宣言も出ようとする中、2月中旬以降、イベントや集会等の自粛の影響もあり利用者が激減し、3月には、ほぼ利用者がなく、売上が立たない実情がある中、社員の生活を守るのが私の最大の課題です。行政財産使用料は実情に関係なく、国等から借金してでも大阪府に支払えということになりますが、本当にそのような非情なことをせよということでしょうか。 4月7日には、首相が緊急事態宣言を発令し、大阪府も対象地域となる中、未曾有の事態であるという認識に立ってただき、所管課で救済措置を検討の上、再度、知事としての見解を伺います。 早々 |
府の考え方 |
このたびの新型コロナウィルス感染症拡大に伴う使用料の取扱いについて申し上げます。 使用料につきましては、現在、分納によってお支払いいただくことになっておりますが、支払い猶予措置として、後納によることができますので、ご検討くださいますよう、お願いいたします。 あわせて、大阪府域に「緊急事態宣言」が行われたことを踏まえ、府として、貸館・貸会議室等のある府有施設を原則として休館することとし、4月上旬から、貴社が使用許可を受けている施設についても閉館しております。こうした状況から、使用できない期間の使用料につきましては、還付をさせていただくこととしております。 また、新型コロナウィルス感染症拡大に伴う行政財産使用料の減額についてのご要望ですが、府有施設を使用することなく飲食サービス等を運営されている事業者のみなさまと同様、国による「持続化給付金」などの各種支援制度の活用をご検討いただきたいと考えておりますので、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。 (2020年05月01日連絡) |
所管課 |
財務部 財産活用課 |
カテゴリー |
府政運営・市町村 |
回答種別 |
回答したもの |
受付日 |
2020年4月10日 |
公表日 |
2020年5月22日 |