人権擁護士について

更新日:平成29年5月10日

大阪府では、府民の人権問題を早期に解決に結びつけるとともに、人権侵害を未然に防止する役割を担う「人権擁護士」を養成しています。 

人権擁護士とは

  近年、女性、子ども、高齢者、障がい者等に対する人権問題が多発し、人権にかかわる相談も生活、就労、教育などの課題が絡み合って複雑・多様化しています。大阪府では、大阪府人権尊重の社会づくり条例(平成10年大阪府条例第42号)に基づき策定した「大阪府人権施策推進基本方針」を踏まえ、府民の人権問題を早期に解決に結びつけるとともに、人権侵害を未然に防止する役割を担う人材として「人権擁護士」を平成19年度から養成しています。

 人権擁護士の業務

人権擁護士は次のような業務を行います。

(1)複難・困難な相談事案の原因や背景を分析し、適切な専門相談機関へのあっせん及び当事者間の調整を行います。

(2)高度な知識と対人援助技術(カウンセリングマインド)を活かし相談を行います。

(3)相談者、関係者等への啓発を行います。

(4)人権相談員をサポートし、相談技術等の向上の指導に努めるとともに、心のケアを行います。

(5)人権相談内容を分析・整理し、啓発課題や人権侵害の予防のための検討を行い、行政機関等に必要に応じて意見を述べます。

人権擁護士の資格・登録

資格について

 大阪府内に在住・在勤する者で、人格、識見が高く、府が実施する人権総合講座のうち所定の講座(履修講座)を修了し、次のいずれかに該当する者のうち府が認定証を交付し名簿に登録した者

○市町村において人権に関する各種の相談業務に従事している者で、豊富な経験※を有している者又は指導的な立場にある者

○民間事業所等において相談・カウンセリングに従事し、豊富な経験※を有する者

○その他、知事が特に認める者※※

※「豊富な経験」とは、各種の人権相談に関する業務の経験が、概ね2年以上あることをいいます。

※※「その他、知事が特に認める者」とは、所定の講座修了者が所属する団体における職務内容や経験年数、相談業務に関連する資格及び志望動機などを踏まえ総合的に判断します。

登録について

  大阪府は、人権擁護士の資格を有する者からの申請及び所属する団体の長等の推薦に基づいて、人権擁護士として相応しいと認めた者に知事名の認定証を交付し、人権擁護士名簿に登録します。

履修講座の概要

人権擁護士の登録には、次の講座をすべて受講し、修了認定等を受ける必要があります。

○人権総合講座「人権相談員養成コース」

 開催期間:平成29年6月16日(金曜日)から8月8日(火曜日)のうち9日間 講座数:34講座

○人権総合講座「人権担当者入門コース」のうち、次に掲げる講座

 「人権行政の基礎」 平成29年6月19日(月曜日)

 「相談事業の必要性と役割」 平成29年6月19日(月曜日)

○人権総合講座「人権相談員スキルアップコース」

 開催期間:平成29年10月から11月(予定) 講座数:23講座

○人権総合講座「人権相談員専門コース」

 開催期間:平成29年12月(予定) 講座数:17講座

人権擁護士養成者数・登録者数

○養成者数: 平成19年度 22名 平成21年度 37名 平成22年度 22名 平成24年度 10名 平成25年度 14名 平成26年度 18名 平成27年度 4名 平成28年度 17名

○登録者数: 138名(平成29年5月8日現在) 

人権擁護士の活動事例

・市区町村の人権担当課において、人権相談を行っている。

・市区町村において、人権相談員をサポートしている。

・企業の法務担当者として、セクハラ・パワハラなどの人権問題の相談を受けている。

・企業における人権啓発部長として、社員向けに人権研修を行っている。

・NPO法人において、女性やセクシャルマイノリティの電話相談を行っている。

・NPO法人において、他の相談スタッフに対する助言や指導を行っている。

・社会福祉法人において、援護の必要な方の地域生活に向けた相談や支援を行っている。

・小中学校からの要請に応じて、人権学習の講師をしている。

なお、これら以外に研修の講師として、大阪府から紹介(派遣)しています。

※人権に関する相談窓口や研修会などにおいて、人権擁護士の派遣を希望される場合は、下記まで御連絡ください。

人権擁護士推進会議について

人権擁護士制度の運用に関し、広く有識者等の意見を求めるため、人権擁護士推進会議を設置しています。

 概要についてはこちらを御覧下さい。

お問合せ先

大阪府府民文化部人権局 人権擁護課 擁護・調整グループ 内線2393

                 


このページの作成所属
府民文化部 人権局人権擁護課 擁護・調整G

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