大人が持つ力2 異なる家庭背景に必要な支援とは?【支援者編】(めやす90分)
4 子どもをとりまく家庭背景
動き(プログラムの流れ) | ポイント |
(説明5分 グループワーク40分 説明10分5分) 1 資料説明 (5分) ★では次に、配付した資料を見てください。
●資料を1人1枚配付する。
● 資料の1番・2番を使って、「子どものエンパワメント」「子どもの権利条約」などについて説明する。 | |
2 権利保障のための「力」の行使 (5分) ★書き出した「力」「資源」を使って、子どもが育つ権利を保障するために大人ができること、なすべきことをまず話し合ってください。時間は5分です。
(5分) ★虐待は、英語で“abuse”といい、力の濫らんよう用・誤用という意味です。今、みなさんに考えてもらったように、大人は子どもの権利を保障するために多くの「力」を持っていますが、虐待とはその「力」を濫用することです。虐待には4つの種類があります。
●資料の3番を使って、虐待の種類や現状について説明する。 | • ワークシートはグループ全員で見えやすいように拡大して配付するとよい。
• ホワイトボードにシート1の表を書きうつしながら、資料を使って説明を行うと分かりやすくなる。 |
3 異なる家庭背景と権利保障 (10分) ★次に、シート2に書かれた1〜6までの家庭背景を、グループに1つずつふり分けます。各グループで、シート1に書かれた表を模造紙に書き写してください。
それぞれの状況で、不足するあるいはたくさん必要となる「力」「資源」は何ですか?先に書いたふせん紙から選んで模造紙に貼ってください。 (20分) ★それぞれの状況で不足している、あるいはたくさん必要となる「力」や「資源」について、第三者にできること、なすべきことを考えてください。個人的なことでも、公的なことでも自由に話し合って模造紙に書き出してください。 4 グループからの発表とまとめ (10分) ★各グループから、発表してください。時間は30秒程度でまとめてお願いします。 | • ふり分ける時に各グループの希望をきいても、机の順番でふり分けてもどちらでもよい。
まんべんなく選んでもらうため、グループ数が6を超える場合のみ重複OKとする。 |
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府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ