人権問題に関する府民意識調査報告書(基本編) 調査結果の概要 5−1−2同和問題に関する意識、イメージを持った理由

更新日:2023年2月3日

調査結果の概要

第5章 同和問題に関する意識の現状と今後の展望

第5章-1 同和地区及び同和地区出身者に対する意識の現状

5-1-2 同和問題に関する意識、イメージを持った理由 印刷用 [PDFファイル/227KB]

( 問13 で同和地区や同和地区の人に対する差別意識が「現在もあまり変わらず残っている」「さらに強くなっている」「薄まりつつあるが、まだ残っている」と答えた人に)
問13−1 同和問題に関する差別意識がなくならない理由は、なぜだと思われますか。(○はいくつでも)

表5-4 同和問題に関する差別意識がなくならない理由

表5-4

 問13 で同和地区や同和地区の人に対する差別意識が「現在もあまり変わらず残っている」「さらに強くなっている」「薄まりつつあるが、まだ残っている」と答えた人に対してその理由についてたずねたところ、「昔からの偏見や差別意識を、そのまま受け入れてしまう人が多いから」と回答した割合が54.0%ともっとも高くなっている。また、地対財特法が平成14 年3 月に失効し特別対策は終了したが、「いまでも同和地区の人だけ、行政から優遇されていると思うから」が次いで47.5%であり、「結婚問題や住居の移転などに際して、同和地区出身者やその関係者とみなされることを避けたいと思うから」が46.1%となっている。
 性別でみると、「昔からの偏見や差別意識を、そのまま受け入れてしまう人が多いから」と回答した割合は、男性51.9%、女性56.2%となっている。
 年齢別でみると、「昔からの偏見や差別意識を、そのまま受け入れてしまう人が多いから」と回答した割合は、20 歳代が62.2%ともっとも高く、次いで50 歳代が58.4%、70 歳以上が55.7%となっている。

問14−1 あなたが問14 の回答のようなイメージを持ったのはなぜですか。(○はいくつでも)

表5-5 同和地区にイメージを持った理由

表5-5 

 問14 の回答のようなイメージをもった理由についてたずねたところ、「とくにこれといった理由はなく、単なるイメージ」と回答した割合が36.4%ともっとも高く、次いで「自分の身近にいる人が話している内容から」が29.5%、「学校時代の学習経験や地域・職場での研修などから」が16.1%となっている。
 性別でみると、「とくにこれといった理由はなく、単なるイメージ」と回答した割合は、男性35.4%、女性38.3%であった。
 年齢別でみると、「とくにこれといった理由はなく、単なるイメージ」と回答した割合は、20 歳代が49.1%ともっとも高く、次いで30 歳代が41.0%、40 歳代が40.7%となっている。

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府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ

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