住民サービスの向上又は事業の効率化についての取組内容【吹田市】

更新日:2010年11月30日

吹田市


住民サービスの向上又は事業の効率化についての取組内容(様式第1−3号)

区分及び事業名

人権相談関連(事業名:人権相談フォローアップ事業= サマー合宿)

取組分野

住民サービスの向上のための取組み

取組内容

 【 現 状 】

 様々な困難(ネグレクト、いじめ等)が原因で、不登校や不登校に近い小・中学生が居り、学校や家庭と連携しながら地域として一定の取り組みをしているが、集団生活に馴染めず苦しんでいる小・中学生がいる。

 【現状における課題】

  親の不規則な生活やネグレクトが子ども達の生活習慣を破壊させ、不登校やそれに近い状態を創り出している。

 また経済的事由から子供を放置したり、親同士の暴力がネグレクト状態を助長させ、大きく影響を及ぼしている。

 そのことが、学校においても孤立化を招き、友達や教師に対して表面化してきている。

 【取組内容】

  2009(H21)年8月6日、7日、8日(2泊3日)きしべ地域人権協会(相談事業受託者)は人権相談フォローアップ事業として、吹田市内の小学校11校、1年生から6年生の児童110名の参加によって「宿泊合宿」を行い校区を越えたグループ編成や家庭教育について学習会を行い意思統一を図った。活動は「明石市立少年自然の家」を中心に、全員活動、グループ活動、個人活動に基本設定し、(海水浴、カヤック、ディンギー、タライのり、クラフト、作文、漁港体験、自然観察、自己アピールタイム、食事づくり)を通して仲間の素晴らしさ、助け合いによる存在意識、生きた魚貝類との対面で生命の大切さ、自然との共存、社会ルール(みんなの力)を学び、自立、自問、責任の心を培うことの大切さを身心で体験し、自己再発見につながった。また参加した協会員やボランティア参加の若者も、地域住民の課題の本質に気づく能力の醸成や、さまざまな人々との出会いや、繋がりの中から課題の発見や、対応能力のスキルアップに大いに役立つ実践活動であった。

住民サービスの向上又は事業の効率化についての取組内容(様式第1−3号)

区分及び事業名

地域就労支援関連(事業名:職業紹介事業)

取組分野

住民サービスの向上のための取組み

取組内容

 【 現 状 】

  就職困難者をはじめとする就職希望者への支援として、市内2ヶ所の就労支援センターにおいて、個々の課題を整理しながら相談を行なう一方、就職に役立てることを目的とした「就労支援講座」を行うことにより、個々のスキルアップへの支援を行っている。

 【現状における課題】

 市内2ヶ所の就労支援センターで就労相談を実施しながらも、出口ともなる職業紹介機能を持たないこと、また、ハローワークの広域的な求人以外だけでなく、地域で働き、暮らすことを望む就職希望者に、地域に密着した職業あっ旋などの充実した支援を行うことが望まれていた。

 【取組内容】

 本市の無料職業紹介センター「JOBナビすいた」を平成20年11月に開設し、吹田市内の事業所に対する職業あっ旋や求人開拓を行う一方、平成21年4月には、2ヶ所の就労支援センターのうち、市役所内で行っていた「就労相談」機能を「JOBナビすいた」に移設し、ワンストップサービスとして、より専門的に効率的に就労支援を行うため、事業の拡充を行った。

住民サービスの向上又は事業の効率化についての取組内容(様式第1−3号)

区分及び事業名

 生活上の様々な課題等の発見又は対応関連(事業名:総合相談フォローアップ事業= 人・つながり きしべプラザ)

取組分野

 住民サービスの向上のための取組み

取組内容

 【 現 状 】

  社会の経済情勢を反映した、就労をはじめとした経済的事由から子どもの家庭における教育や、生活習慣の崩壊が自立を妨げ、家庭内のコミュニケーションが図られていない。また、生活基盤の弱体化によって生活福祉・介護・医療などにおいても制度の谷間で喘ぐ高齢者かいる。

 【現状における課題】

 上記、現状において表れている課題とは、家庭におけるコミュニケーションの欠如、経済的負担増からくる生活習慣の崩壊等が原因となって地域での孤立化を生み、学校や地域において互いの繋がりの弱さとなっており、学校・地域・家庭が、また、他の福祉施設や公共的施設が垣根を取り払うことが望まれている。

 【取組内容】

 きしべ地域人権協会(相談事業受託者)は、総合相談フォローアップ事業として(人・つながりきしべプラザ)−市助成事業−を地区内の交流活動館、青少年クリエイティブセンター、高齢者いこいの家、ことぶき保育園等々と共催し、乳幼児から小中学生、青年、高齢者まで幅広い参加とボランティア活動に支えられて、移動動物園、チャリティー餅つき、人権コンサート等を、さまざまな課題を持つ子どもたちや家族の参加を含めて開催し、地域のコミュニケーションづくりの構築を図り、課題の発見や社会資本の活用など地域の人々との出会いの中から学び、相談活動におけるスキルアップに繋げるために、参加される様々な施設の皆さんと実践交流を行った。また特設相談ブースを設置しての幅広い相談を受けて、普段相談に足を運ぶことが出来ない人たちの、悩みや相談を受けた。

このページの作成所属
府民文化部 人権局人権擁護課 擁護・調整グループ

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