住民サービスの向上又は事業の効率化についての取組内容【枚方市】

区分及び事業名

　人権相談関連（事業名：人権ケースワーク事業）

　地域就労支援関連（事業名：地域就労支援事業）

　進路選択支援関連（事業名：進路選択支援事業）

取組分野

取組内容

 【 現 状 】

　枚方市では特定非営利活動法人ひらかた人権協会に対し、１人権相談事業　２地域就労支援事業　３進路選択支援事業　４コミュニティソーシャルワーカー配置事業を委託しており、それぞれ窓口に相談員、コーディネーターを配置し、相談業務等を行っている。

　これらの相談事業については、相談業務の情報化を促進し、相談事例の集積や相談員のスキルアップによって相談対応の充実を図るとともに、相談事業を通じた行政ニーズの的確な把握を行うことを目的として「相談情報システム」を導入し、人権協会において行われている本市からの委託事業である各種相談事業について、２００８年度から大阪府人権協会が開発した「相談情報システム」による管理を始めている。

 【現状における課題】

　相談には人権問題、福祉問題及び就労問題など複数の課題が含まれているケースも多く、ひとつの相談窓口だけではなく、各相談員が連携をとりながら、課題解決を図る必要がある。

　特に、複合的な課題を持つケースについての記録や情報共有が重要な課題であり相談業務と密接した「相談情報システム」の活用が求められている。

 【取組内容】

　個人情報に十分配慮しながら、関連する相談員と情報の共有化を図り、迅速な課題解決に向けた意見交換を行うとともに、相談員の資質向上を図った。

　そのためのツールとしての「相談情報システム」をいっそう活用するため、システムの研修会を複数回開催し、全相談員が円滑にシステムを活用できるようにした。