住民サービスの向上又は事業の効率化についての取組内容【藤井寺市】

更新日:2010年11月30日

藤井寺市


住民サービスの向上又は事業の効率化についての取組内容(様式第1−3号)

区分及び事業名

 人権相談関連(事業名:相談事例集約・分析及び情報収集)

取組分野

 住民サービスの向上のための取組み

取組内容

 【 現 状 】

 人権相談の内容は広範多岐にわたるが、それぞれの相談員が自分の分かる範囲でのアドバイスや適切な機関の紹介などを行っている。

 【現状における課題】

 相談員同士での情報交換などは定期的に行われているが、過去の相談事例やそのアドバイス等の詳細はデータ化されていない。また適切な機関の紹介先の検索など様々な情報を得るためのインターネット環境も整備されていない。

 【取組内容】

 過去の相談内容やアドバイス等を検索する事ができるようにデータ整備を行ったことで、同様の相談内容や長期にわたる相談者に対する過去の経過や傾向などを把握することができ、より効果的なアドバイスを行うことに役立てる事が出来た。

住民サービスの向上又は事業の効率化についての取組内容(様式第1−3号)

区分及び事業名

 進路選択支援関連(事業名:進路選択支援事業)

取組分野

 住民サービスの向上のための取組み

取組内容

 【 現 状 】

 ・すべての子どもたちが、家庭の事情や経済的な理由により進学をあきらめることなく、また、進学後においても中退することなく卒業から就職にいたるまでそれぞれの夢や希望を実現することを支援するための事業である。

 ・教育委員会を中心に、教育相談室、本市立中学校の進路指導担当、福祉課、地域振興課人権政策室と連携し、進路選択に関しての適切な情報提供や指導・助言を行っている。

 【現状における課題】

 ・ここ数年、Ao入試・推薦入試等で早い時期に合格が決まるため、入学一時金等の納付期限も早く、入学一時金等の申請をしていても貸与される時期が納付期限に間に合わないケース等が見られる。

 ・不況等による会社の倒産等で保護者が急遽失職し、急に家計が苦しくなるケース等が増加し、すべての状況に対応することができていない現状がある。

 【新たな取組内容】

 ・生徒・保護者に進路指導する際、進学先の学校に関する情報・支援方法、奨学金制度等、様々な情報を正確に収集・把握する等、各学校がさらに丁寧な進路指導を行うよう指導している。

 ・今年度は市内3中学校の進路担当者と市教育委員会担当者が各学校の情報や課題を共有し、生徒・保護者のニーズに合った対応ができるよう年間数回の連絡会議を実施することができた。

 ・最近の相談内容が以前より深刻かつ複雑になっていることから、関係部局とのさらなる連携を深め、課題に対してより迅速かつ適切な対応ができるよう、学校教育課、福祉課、地域振興課人権政策室による協議会を開催した。

 ・奨学金や入学貸付制度については各学校で周知徹底しているが、課題として必要な生徒にいきわたっていないという状況が見られるため、今年度は大阪府育英会の予約奨学生の制度について9月、10月の2回、市の広報で周知を行った。

 ・教育相談室については、生徒・保護者をはじめして、市民が進路・就学等に関する相談をいつでもできるよう、毎月の広報で周知している。今年度は、教育相談室相談員と市教育委員会担当者との連絡会を毎月1回実施し、関係機関との連接や関係団体の紹介等よりきめ細かな対応を行うことができた。

このページの作成所属
府民文化部 人権局人権擁護課 擁護グループ

ここまで本文です。


ホーム > 人権・男女共同参画 > 人権 > 大阪府総合相談事業交付金 > 住民サービスの向上又は事業の効率化についての取組内容【藤井寺市】