大気汚染防止法に基づく硫黄酸化物に係る排出基準

更新日:平成28年8月18日

大気汚染防止法に基づく硫黄酸化物に係る排出基準

排出基準

(このページでは、Nm3とは、温度が0℃であって圧力が一気圧の状態に換算した排出ガス量のことです。)

q=K・10-3・He2
  q:硫黄酸化物の量(単位 Nm3/時)
  K:地域ごとに定められた値(地域区分については「排出基準に係る地域区分」参照)
  He:補正された排出口高さ 

地域区分

施設設置日kの値
A地域昭和47年1月4日以前3.0

昭和47年1月5日から
昭和49年3月31日まで

2.92
昭和49年4月1日以後1.17
B地域昭和49年3月31日まで3.5
昭和49年4月1日以後1.75
C地域17.5

規制基準計算シート(SOx君)はこちら [Excelファイル/34KB]


硫黄酸化物実排出量の計算

(ア) 燃料中硫黄分からの算出
 q=W×ρ×S×10-2×0.7
  q :硫黄酸化物の量(単位 Nm3/時)
  W :燃料の燃焼能力(単位 リットル/時)
  ρ :比重
  S :燃料中硫黄分(単位 %)


(イ) 排出ガス中硫黄酸化物濃度が既知の場合の算出
 q=G’×C×10-6
  G’:最大乾き排出ガス量(単位 Nm3/時)
  C :排出ガス中硫黄酸化物濃度(単位 ppm)


(ウ) 金属溶解炉のうちキュポラの場合の算出
 キュポラは、原料コークス中の硫黄分がすべて硫黄酸化物として大気放出されるのではなく、一部は製品中に吸収される。このため、実排出量は吸収効率を考慮し以下の式で計算する。
 q=W×S×10-2×0.7×(100-a)/100
  W :コークス量(単位 キログラム/時)
  S :コークス中硫黄分(単位 %)
  a :吸収効率(単位 %) 効率設定が困難な場合には60%とする

硫黄酸化物の燃料使用基準

 硫黄酸化物の燃料使用基準は、硫黄酸化物総量規制地域内で総量規制を適用されない規模の工場及び事業場について適用され、工場・事業場に設置されている全てのばい煙発生施設で使用する燃料の加重平均硫黄含有率の許容限度である。燃料の硫黄含有率の算出は、次式によって行う。
 
 S=ΣBnPnSn/(ΣBwn×ρ)
  Bn :通常の燃料使用量(単位 リットル/日)
  Bwn:通常の燃料使用量の重油換算(単位 リットル/日)
  Pn :燃料比重
  ρ :代表的な重油比重
  Sn :燃料中硫黄分(単位 %)

燃料使用量の区分

指定地域区分

A-1の区域

A-2の区域

B-1の区域

B-2の区域

0.8キロリットル以上 総量規制基準が適用される。
0.5キロリットル以上
0.8キロリットル未満

0.35

0.5

0.5

0.8

0.5キロリットル未満

0.35

0.8

0.8

1

指定地域区分については「排出基準に係る地域区分」参照

このページの作成所属
環境農林水産部 環境管理室事業所指導課 大気指導グループ

ここまで本文です。