スマートエイジング・シティの具体化に向けた取組みについて

更新日:平成29年4月1日

大阪府、大阪市では、「大阪府市医療戦略会議提言(平成261月)」に示された7つの具体的戦略の1つ「スマートエイジング・シティ」の具体化に向けた取組みを推進しています。
その取組み状況について、お知らせします。

「大阪府市医療戦略会議提言(平成26年1月)」についてはこちらをご参照ください(別ウインドウで開きます)  

スマートエイジング・シティとは

 「ヘルスケア」や「エイジング」をコンセプトとして、「今いる住民が住み慣れた地域で安心して快適に住み続けられ、かつ多様な世代の新たな住民を惹きつける、超高齢社会の活気あるまちのモデル実現」をめざす取組みで、「大阪府市医療戦略会議提言(平成26年1月)」に示された7つの戦略の1つです。

 提言に示された、互いに関連する7つの戦略を、特定の地域をモデルとして、重点的に具体化することで、相乗効果を期待しており、現在、複数のモデル地域での取組みを推進しています。

 大阪府市医療戦略会議提言抜粋_戦略6「スマートエイジング・シティ」 [その他のファイル/425KB]

 「スマートエイジング・シティ」の具体化に取り組む主体の参考となるよう、事業化に向けた取組みメニュー・実現方策について、その手法や先進モデル地域での事業内容をとりまとめました。(平成28年3月現在)

   スマートエイジング・シティの具体化手法 [その他のファイル/37.71MB] [PDFファイル/5.68MB] 

府が支援するモデル地域における主な取組み例

 大阪府では、府内のモデル地域におけるスマートエイジング・シティの具体化を推進しています。主な取組み例を紹介しています。

大阪市城東区 「森之宮地域におけるスマートエイジング・シティの理念を踏まえたまちづくり」

 大阪城東側・森之宮地区では、都心市街地の例として、スマートエイジング・シティの具体化に向けた研究を行ってきました。
 この研究成果をふまえ、平成27年11月には、当地域での地域医療の中核的役割を担っている社会医療法人大道会森之宮病院及び当地域において大規模団地を所有・管理するUR西日本支社、大阪市城東区の3者が、当地域におけるスマートエイジング・シティの実現をめざし、健康、医療、介護及び見守り等の分野を中心に、協働して取り組むことについて合意し、協定を締結しました。

【協定締結の概要】

 ・森之宮地域におけるスマートエイジング・シティの理念を踏まえたまちづくりに関する協定書 [PDFファイル/93KB]  [Wordファイル/25KB]

 ・協定書締結式における配布資料 [その他のファイル/313KB]協定締結式の写真 [Wordファイル/443KB]

【具体的な事業事例】

  ・UR森之宮第2団地に要介護度に合わせた在宅療養・介護・リハビリモデルルームを開設(平成28年1月) [PDFファイル/247KB]

 UR西日本支社と社会医療法人大道会森之宮病院との協力により、森之宮第2団地の住戸を活用し、UR賃貸住宅としては全国初となる、医療・介護スタッフが考えた在宅療養・介護・リハビリテーションを提案・体験できるモデルルームを開設しました。

  ・熱中症予防セミナーの開催(平成28年7月) [PDFファイル/2.95MB]熱中症予防セミナー写真 [Wordファイル/185KB]

 大阪府内では、夏場の熱中症による軽症者の救急搬送者数が多いことから、「かくれ脱水」対策の普及・啓発キャンペーンを公民連携で実施しました。高齢者を中心とする住民の方々を対象として、UR森之宮第2団地集会所を会場に、城東消防署による熱中症救急搬送実態の講演、社会医療法人大道会森之宮病院医師による熱中症の原因講演、看護師による熱中症予防講演、大塚製薬工場(株)による講演&経口補水液作り実演&試供品の提供、ハザマ薬局からの試供品の提供などを実施しました。

  ・森之宮病院オープンホスピタル&地方創生加速化交付金事業コラボ(平成28年12月) [PDFファイル/2.29MB]イベント実施中の写真 [Wordファイル/1.77MB]

 森之宮病院開院10周年記念イベントとして開催されたオープンホスピタルにおいて、地域住民を対象に「食と健康寿命延伸」をテーマとした地方創生加速化交付金事業イベントを同時開催しました。イベントでは、辻調グループによる料理教室、山崎製パンによる調理体験といった、調理を通じた身体によい食事体験を実践するとともに、大塚グループやセブンイレブンによる試食コーナーも設置し、参加者の健康に対する意識向上を図りました。また、よどきり医療と介護のまちづくり(株)の「まちの保健室」や(株)東急スポーツオアシスによる予防・運動をテーマとした「膝痛予防体操」などの体験ブースも設置しました。

大阪市東淀川区 「上新庄・淡路地区を中心とした地域包括ケアのまちづくり」

 上新庄・淡路地区を中心とした東淀川区では、府と連携協定を締結している宗教法人在日本南プレスビテリアンミッション淀川キリスト教病院と株式会社地域経済活性化支援機構が、共同で「よどきり医療と介護のまちづくり株式会社」を設立して、「ときどき入院、ほぼ在宅」をキーワードとして住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供する「地域包括ケアのまちづくり」を開始しています。

【協定締結の概要】

 ・「地域包括ケアのまちづくり」を中心とするスマートエイジング・シティの具体化に向けた協力に関する協定書 [Wordファイル/21KB]

 ・協定書締結における配布資料 [PDFファイル/1.65MB]

【具体的な事業事例】

 ・地域包括ケアのまちづくり拠点「よどまちステーション」を開設(平成28年4月) [Wordファイル/862KB]

  交流、共同、病気予防と介護予防、生きがい、人作りを進める「よどまちカフェ」、訪問介護や訪問看護、デイサービス、福祉用具などの利用について、その方に合ったサービスを一緒に考え提案する「よどきりケアプランセンター」、訪問看護を中心に各種在宅療養支援サービスを提供する「よどきり訪問看護ステーション」、高齢者や医療弱者の生活を見守り、医療・看護・介護につなぐ「よどまち保健室」、高齢者のための住まいを整備、供給する「かんご庵」の拠点として、「よどまちステーション」を運営しています。 

 ・生涯活躍のまち『スマートエイジング・シティ』地方創生戦略事業コンソーシアムを設立(平成28年5月) [その他のファイル/94KB]

   国の地方創生加速化交付金を活用し、健康寿命延伸のため高齢者をはじめとする多世代の食生活を支援する環境づくり「お達者グルメ事業」や元気に食べられる体を維持するため健康や疾病の自己管理を普及促進する環境を整備「まちケアラボ&お達者ドック事業」を「スマートエイジング・シティ」の先行モデル地域を中心とした、関係団体や事業者等により構成される事業コンソーシアムにより推進しています。

<関連リンク(外部リンク)>
生涯活躍のまち『スマートエイジング・シティ』地方創生戦略事業コンソーシアム(外部サイトを別ウインドウで開きます) 

河内長野市 「南花台スマートエイジング・シティ団地再生モデル事業」

 河内長野市南花台を中心とした開発団地(大矢船、南ヶ丘、南青葉台、北青葉台)をモデル地区とし、郊外住宅地の例として、スマートエイジング・シティの具体化を進めるため、府は、河内長野市と平成26年9月12日付け「開発団地の再生を目的とするスマートエイジング・シティの具体化に向けた協力に関する協定」を締結しています。

 特に同市の南部開発団地への玄関口である南花台は、住居だけでなく、店舗などの機能を維持しており、周辺エリアの生活を支える拠点地区として、さらに生活機能を充実させ、人が集まる地域づくりをめざしており、「健康寿命の延伸」と「元気な住民の活躍の場作り」を事業検討の柱に、関西大学の総合コーディネートのもと、民間事業者等も参画し、公・民・学の連携による住民主体のまちづくりを実施しています。

【協定締結の概要】

 ・開発団地の再生を目的とするスマートエイジング・シティの具体化に向けた協力に関する協定書 [Wordファイル/19KB]

 ・河内長野南花台地区における取組み資料 [その他のファイル/589KB]

 【具体的な事業事例】

 ・まちの情報発信ポータルサイト「咲っく南花台.com」の開設(平成27年8月)(外部サイトを別ウインドウで開きます)

 河内長野市南花台地区におけるスマートエイジング・シティの取組みの紹介をはじめとして、「南花台には何があるのか?」、「南花台で今何が?」などを伝える情報発信サイトを開設しています。

 ・スーパーの空き店舗を活用した地域の交流・情報発信拠点「コノミヤテラス」の開設・運営(平成27年10月) [その他のファイル/1.6MB]

 地域の商業施設である「コノミヤ南花台店」の空き店舗スペースを株式会社コノミヤより無償で提供いただき、誰もが気軽に立ち寄れる地域のコミュニティ拠点「コノミヤテラス」を開設しました。この拠点は、関西大学の学生や地域住民のボランティアが中心となって運営し、地域住民の健康づくり、生きがいづくり、子育て・子育ちのなどの拠点として、幅広く活用されています。

 ・咲っく南花台健康クラブの実施(平成27年10月) [その他のファイル/2.76MB]

 本事業では、目標のひとつに「健康仲間づくり」を掲げており、様々な年代の方が、南花台で健康的にすごせるようにと「咲っく南花台健康クラブ」を立ち上げました。この取組みでは、島田病院、大阪大谷大学と共同で健康プログラムを実施するとともに、(株)タニタヘルスリンクの活動量計で活動量を記録し、地域のコミュニティ拠点「コノミヤテラス」に設置した血圧計・体組成計で簡単計測し、からだの変化をグラフ管理できます。また、運営にあたっては、南花台とその周辺地域に在住の保健師、看護師、管理栄養士などの資格を有する方々にボランティアスタッフ・サポーターとしてご協力いただいています。 

スマートエイジング・シティ具体化手法セミナーの開催

 スマートエイジング・シティの実現に向けた先進事例の情報や課題を共有し、新たな事業展開を促すため、「スマートエイジング・シティ具体化手法セミナー」を開催しました。

日時・会場

参加者等開催概要及び当日資料
第1回「全国“まちの保健室フォーラム”2016」

平成28年2月12日金曜日14時から17時

阪急電鉄本社ビル1階エコルテホール

●医療・福祉専門職、行政職員、関係事業者等 187名

「全国“まちの保健室フォーラム2016”」案内 [PDFファイル/208KB]

当日資料はこちらをご参照ください

第2回「住み続けたいまち、住み続けられるまち」

平成28年2月25日木曜日14時から17時

大阪府庁新別館北館4階 多目的ホール

●医療・福祉専門職、行政職員、関係事業者等 118名

「住み続けたいまち、住み続けられるまち」案内 [PDFファイル/224KB]

当日資料はこちらをご参照ください

第3回「『孤独』、『孤立』の何が問題か?」

平成28年3月23日水曜日14時から17時

國民會館住友生命ビル12階・武藤記念ホール

●医療・福祉専門職、行政職員、関係事業者等 113名

「『孤独』、『孤立』の何が問題か?」案内 [PDFファイル/212KB]

当日資料はこちらをご参照ください

スマートエイジング・シティ具体化手法現地説明会&見学会の開催

 スマートエイジング・シティの実現に向け、先行モデル3地域での2年間の取組みをまとめた「スマートエイジング・シティの具体化手法」を汎用モデルとして紹介し、新たな地域での取組みのきっかけとなることを目指して、説明会及び見学会を実施しました。

 本説明会では、大阪府が進めている民間企業との公民連携や健康寿命延伸産業創出の取組みを紹介するとともに、先行モデル地域での事業事例の紹介や現地見学会を行い、スマートエイジング・シティの取組みに理解を深めていただくことを目的としています。

日時・会場

対象者等開催概要及び当日資料
淡路・上新庄地区

平成28年11月29日火曜日14時から16時30分

よどきり医療と介護のまちづくり株式会社「よどまちステーション」

●行政職員、医療・福祉専門職、関係事業者等 46名

淡路・上新庄地区 [PDFファイル/192KB]

当日資料はこちらをご参照ください

「健康寿命延伸産業創出プラットフォーム」との連携

 大阪府内で、健康寿命の延伸や超高齢社会における課題の解決に資する健康寿命延伸産業を創出・振興していくため、「大阪健康寿命延伸創出プラットフォーム」が設立されました(平成27年7月)。

 この取組みの一環として、地域の健康寿命延伸のための課題解決につながるビジネスプランを募集する「地域課題・ニーズ発表会」を開催し、スマートエイジング・シティの先行モデル地域である大阪城東側・森之宮地区及び河内長野市南花台の取組みを発表しました(平成27年11月)。 

  「健康寿命延伸産業創出プラットフォーム」の取組みについて(外部サイト)

このページの作成所属
政策企画部 戦略事業室事業推進課 事業推進グループ

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