令和元年度の電話相談の総件数は、60,929件(1日平均166.5件)と、事業開始以来初めて6万件を超えました。深夜帯の比率は変わらず、件数の増加は20時から21時台が多く、23時台の伸びはわずかで、例年と同じ傾向でした。相談される子どもの年齢は0歳が27.6%、1歳が22.5%となり、この比率も例年と同じ傾向でした。また、多かった相談は、発熱(33.1%)、嘔吐(9.5%)に関するものでした。なお、症状の発生時期に関しては今発生したという回答が32,399件(53.2%)と半数以上を占めていることから、電話相談事業の周知が進み、症状に気づいた時点での相談が増えたと考えられます。
令和元年度のピークは10連休のあった5月(5,945件)でした。また、1月から3月にかけては各家庭での新型コロナウイルス感染防止対策の効果が表れたのか、相談件数が著しく減少しました。
22時台までの相談が約6割近くを占めますが、深夜帯の相談も約3割と引き続き相談が寄せられました。
例年と同様に、発熱に関する相談が、33.1%と一番多い傾向にありました。
市町村ごとの相談件数では、守口市、豊中市、吹田市、寝屋川市、泉佐野市で利用率が高く、よく利用されていることがわかります。
「受診に関して」知りたいという相談が約8割を占めており、家庭で保護者がどのように考え、対応すればよいかといった相談も比較的多く見受けられました。
「助言のみ」や「昼間にかかりつけ医で受診」、「何かあれば医療機関を受診」することを勧めるケース等、家庭でどう看るかを説明するケースが多く見受けられました。
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健康医療部 保健医療室医療対策課 救急・災害医療グループ
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