平成30年度の電話相談の総件数は、58,694件(1日平均160.8件)と、平成29年度とほぼ横ばいでした。深夜帯の比率は変わらず、件数の増加は20時から21時台が多く、23時台の伸びはわずかで、例年と同じ傾向でした。相談される子どもの年齢は0歳が28%、1歳が23%となり、この比率もほぼ例年と同じ傾向でした。また、多かった相談は、発熱(32.2%)、嘔吐(10.2%)に関するものでした。予防接種の相談は1,211件で件数・比率共に減少しました。相談をする際に、日中受診した件数は13,053件(22.2%)で、比率は当事業開始以降、年々減少傾向にあり、受診時に病気の経過や家庭内ケアの理解が進んだ可能性が考えられます。
平成30年度のピークはインフルエンザ流行時期である1月(6,045件)でした。
時間帯別相談件数です。
22時台までの相談が約6割近くを占めますが、深夜帯の相談も約2割と引き続き相談が寄せられました。
例年と同様に、発熱に関する相談が、32.2%と一番多い傾向にありました。
市村ごとの相談件数では、寝屋川市、吹田市、豊中市、守口市で利用率が高く、よく利用されていることがわかります。
受診のタイミングを知りたいという相談が一番多く、家庭で保護者がどう考えてどうすればいいかといった相談も比較的多く見受けられます。
「助言のみ」や「翌日日中に受診」、「何かあれば急診を受診」することを勧めるケース等、家庭でどう看るかを説明するケースが多く見受けられました。
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健康医療部 保健医療室医療対策課 救急・災害医療グループ
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