つつがむし病について

更新日:平成29年10月30日

つつがむし病とは

つつがむし、日本紅斑熱


 つつがむし病リケッチア(Orientia tsutsugamushi) を起因病原体とする感染症であり、
病原体を保有しているつつがむし(ダニの一種)に咬まれることで感染します。


 全国的に患者が報告されており、春から初夏、晩秋から冬の2つピークが見られています。
 大阪府においても患者の報告がありますので、ダニに咬まれないよう注意が必要です。



症状について

 潜伏期間は、5から14日程度とされています。
 症状は、39度以上の高熱を伴い、ダニの刺し口が見られ、数日後、体幹部を中心に発しんが見られるようになります。
発熱、刺し口、発しんは「主要3徴候」と呼ばれ、ほとんどの患者に見られます。
また、倦怠感、頭痛を訴える患者も多く、半数の患者にはリンパ節の腫脹が見られます。
 治療は抗菌薬の投与を行いますが、治療が遅れると、播種性血管内凝固を起こすことがあり、重症化すると致死率が高く注意が必要です。

感染経路と対策についてつつがむし

  人は、病原体を保有しているつつがむしに刺されることで感染します。
つつがむしはダニの一種で、動物や人を刺すのは幼虫(0.3ミリメートルほど)の時期だけです。 
その後は、土壌中で昆虫の卵などを食べて生活します。

ダニについては、こちらもご覧ください→「ダニ等による感染症に注意しましょう!

つつがむしは、山林や草むらに生息しています。農作業を行うなどつつがむしが生息しているような場所に立ち入る際は、刺されないように以下を参考に対策をとってください。

(1) ダニから身を守る服装

 ・長そで長ズボン、長靴等を着用し、できるだけ皮膚の露出を避けましょう。
  (レインウェアのようななめらかな生地には、ダニがつきにくく、白っぽい服装のほうが服についたダニを発見しやすい。)
 ・首には、タオルを巻くか、ハイネックのシャツを着用しましょう。
 ・軍手や手袋を着用しましょう。
 ・農作業や草刈りなど行う場合は、ズボンのすそを長靴の中に入れましょう。
 ・ハイキングなどで山林に入るとき(長靴でないとき)は、ズボンのすそを靴下に入れましょう。

(2) ダニから身を守る方法

 ・上着や作業着は、家に入る前に脱いでおきましょう。
 ・着終わった服は、ナイロン袋等に入れ、すぐに洗濯しましょう。
 ・家に入る前に、ガムテープなどで服についているダニを取り除く方法も効果的です。
 ・帰宅後は、シャワーや入浴の際にダニが体についていないかチェックしましょう。

(3) 虫よけ剤の使用

 ・ダニに対する虫よけ剤が2013年から新たに認可されました。ダニの付着を完全に防ぐわけではありませんが、ダニがつきにくくなる効果があります。
 (有効成分:ディート、イカリジン)

関連リンク

厚生労働省:つつが虫病について(外部サイト)
国立感染症研究所:ツツガムシ病とは(外部サイト)
 

このページの作成所属
健康医療部 保健医療室医療対策課 感染症グループ

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