麻しん(はしか)について

更新日:平成29年10月5日

海外旅行を計画されている方、麻しん(はしか)にご注意! NEW

 近年では、海外旅行から帰国して麻しん(はしか)を発症した方を発端とした集団感染が起こっています。
 潜伏期間が1週間から2週間ありますので、帰国後発症することがあります。
 麻しんの予防には、予防接種が有効です。麻しん(はしか)のり患歴や予防接種歴が明らかでなければ、予防接種を検討しましょう。
 麻しん啓発チラシ [PDFファイル/375KB]

 平成29年8月16日付けで厚生労働省より、ヨーロッパ地域における麻しん(はしか)患者報告数の増加に伴う海外渡航者への
 注意喚起に関する通知がありました。
 渡航される方々は、感染しないようご注意ください。
 イタリア・ルーマニアを含むヨーロッパ地域で「麻しん(はしか)」の大規模な流行が起きています。 [PDFファイル/748KB]


【関連ホームページ】
・厚生労働省(FORTH) 
海外渡航のためのワクチン(外部サイト)

 

麻しん(はしか)について

 麻しんの疑いがあるのは次の場合です。
症状(発熱、せき、鼻水、眼球結膜の充血、発しん等)があり、
1 麻しん患者と接触していた場合。
2 麻しん流行国(特にアジアの国々)への最近の渡航歴がある場合。

 麻しん(はしか)の疑いがある場合は、早めに医療機関を受診してください。
また、受診する際は、事前に医療機関に電話し、麻しんの疑いがあることを伝え、指示に従ってください。
麻しんは予防接種が有効です。定期接種は対象年齢になったら確実に受けましょう。
麻しん(はしか)はとても感染力の強い感染症ですが、予防接種で免疫が獲得できていればかかりません。

【注意喚起のチラシ】
  ○麻しん(はしか)が疑われる場合(日本語版) [Wordファイル/22KB]
  ○When you suspect you have measles(English version) [Wordファイル/26KB]
  ○如果怀疑是感染上麻疹(中國版) [Wordファイル/25KB]

大阪府内の発生状況について

下記のサイトより、ご確認ください。
 ・大阪府保健所における麻しん(はしか)の陽性者一覧 [PDFファイル/33KB]

 ・
大阪府内の麻しん(はしか)の発生状況(大阪府感染症情報センター 外部サイト)
 ・国立感染症情報センター(麻しん(はしか))(外部サイト)

麻しん(はしか)とは

麻しん(はしか)は、感染後に潜伏期10日から12日を経て発症します。38 ℃前後の発熱が2日から4日間続いたのち、一旦少し解熱した後に
再び高熱が出て、耳の後ろから首から額に発しんが出現し、翌日には顔面、体幹部、上腕に、2日後には四肢末端にまで広がります。
発しんが全身に広がるまで、発熱(39.5 ℃以上)が3日から4日間続きます。
その後、解熱し、全身状態も回復しますが、発しんは色素沈着がしばらく残ります。
合併症のないかぎり7日から10 日後には回復しますが、体力等が戻って来るには結局1ヶ月位を要することも珍しくありません。

発熱する頃から、発しんが出るまでの間、強い感染力があります。
学校保健安全法では、解熱した後3日を経過するまで出席停止とされています。

 ※ 麻しん(はしか)の合併症
麻しん(はしか)では30%近くに合併症を併発します。その約半数が肺炎です。
そのほか、中耳炎やとくに小児の場合には喉頭炎や喉頭気管支炎を併発することがあります。
頻度は1,000例に0.5から1例ときわめて低いものの脳炎を併発することがあり、脳炎を併発してしまうと致死率は
約15%にのぼり後遺症を残すこともまれではありません。

 【啓発ビデオ】
はしかから身を守るために(外部サイト)
※国立感染症研究所が作成した啓発ビデオです。

【関連ホームページ】
2012年麻しん排除にむけて(国立感染症研究所・感染症情報センター)(外部サイト)
      「全国の麻しん発生状況」「啓発ビデオ」「各種ガイドライン」等
厚生労働省ホームページ(麻しんおよび風しんについて)(外部サイト) 
      「麻しんに関する特定感染症予防指針」等
麻しん(はしか)に関するQ&A(外部サイト)

麻しん(はしか)の予防について

麻しん(はしか)は予防接種により予防できる病気です。
麻しん(はしか)にかかったことのある人はすでに免疫を獲得していますが、かかったことがない人では
2回のワクチン接種を受けることで免疫を獲得できます。

海外では麻しん(はしか)が流行している国はまだまだあります。
海外へでかける際には、事前に厚生労働省の検疫所や外務省の海外感染症情報を確認し、渡航先の感染症情報を確認し、
出国前に必要な予防接種を受けてください。

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関連ホームページ
・厚生労働省検疫所 
www.forth.go.jp/ 
・外務省海外安全情報 
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/

 ※麻しん(はしか)の予防接種の対象者

 ◇第1期 生後12月以上24月未満の乳幼児 「1歳のお誕生日のプレゼントに」
 ◇第2期 小学校入学前年度の1年間の児童 「小学校入学準備に2回目のワクチンを」

 ・第2期は、各年度4月1日から3月31日が接種期間です。早めに接種しましょう。
 ・第1期、第2期とも、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を接種できます。

※予防接種についての詳しいお問合せは、お住まいの市町村予防接種担当課まで
大阪府内の各市町村担当課一覧(実施医療機関一覧へのリンク・電話番号・FAX番号)

 【参考】市町村別接種率、平成20年度から平成24年度に実施した5年間限定の定期予防接種対象者
(第3期・第4期:現在は終了しています)に関する情報は
こちら

麻しん(はしか)かなと思ったら

 ◇麻しん(はしか)患者と接触したと考えられる場合
  麻しん(はしか)患者と接触後、3日以内に予防接種を受けると発症・重症化を予防できるとされています。
  未接種の方はかかりつけ医等とご相談ください。定期接種の対象の方以外は、任意での接種になります。

 ◇麻しん(はしか)が疑われる症状が出現した場合
  麻しん(はしか)患者と接触後、発熱、せき、発しんなどの症状が出た場合には、学校や仕事を休み、
  早めに医療機関を受診してください。
  受診の前に麻しん(はしか)が疑われると電話等で伝えておいてください。
  
過去に予防接種を受けたことのある方は、典型的な症状が出現しないことがあるので、かかりつけ医等にご相談ください。

医療機関のみなさまへ 「発熱と発しんのある患者には麻しん(はしか)も疑ってください」

 麻疹診療についてのお願い [PDFファイル/182KB]
 
 麻しん(はしか)は感染症法上「5類感染症」に位置付けられ、全数届け出るよう規定されています。
医療機関は、診察時に症状から麻しん(はしか)と診断した際には保健所に発生届を提出します。(麻しん発生届出様式はこちら(外部サイト)
届出を受理した保健所は、患者さんの検体(血液)を大阪府健康安全基盤研究所(大阪府の場合)などに送り、検査で診断を確定します。 

  日本は、平成27年3月27日、世界保健機関(WHO)から、麻しん(はしか)の「排除状態」にあると認定されました。
国内に土着しているウイルスによる感染が3年間確認されない場合に「排除状態」と認定されます。
日本では日本土着の麻しんウイルスによる感染は「排除」が確認されていますが、海外では麻しん(はしか)が流行している国はあります。
このため、排除認定後も、渡航歴のある患者や、その接触者からの患者の発生が散見されてきました。

関西空港内事業所における勤務者の麻しん(はしか)の集団感染について

平成28年9月29日に終息宣言を行いました。

 これまでの経緯はこちらをご覧ください。
関西空港内における麻しん(はしか)の集団感染情報について
平成28年度大阪府麻しん緊急対策連絡会(平成28年9月7日実施)の概要

IASR(病原微生物検出情報)へ寄稿した内容はこちらをご覧ください。
関西国際空港内事業所での麻疹集団感染事例について(外部サイト)
関西国際空港の麻しん事例の検査結果から得られた知見(外部サイト)

このページの作成所属
健康医療部 保健医療室医療対策課 感染症グループ

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