デング熱について

更新日:平成30年2月2日

デング熱とは

 デングウイルスを持っている蚊に刺されることで感染する病気です。デング熱の報告状況
比較的軽症なデング熱と重症なデング出血熱があります。
 媒介する蚊は主にネッタイシマカとヒトスジシマカで、それらの存在する東南アジア、南アジアや中南米で患者が多く、また、アフリカやオーストラリア、台湾、南太平洋の島でも発生があります。

 日本から流行地に旅行し、旅行中にデングウイルスを保有している蚊に刺され、帰国後に発症するケースも報告されています。(輸入感染症例といいます。)

デング熱チラシ
 平成26年6月末に約70年ぶりに国内感染が確認され、以後、東京都の代々木公園周辺を中心に、160名程度の国内感染症例が確認されましたが、輸入症例により持ち込まれたものと考えられています。
 府内では、同年9月2日、府民3名の感染が確認されましたが、それ以降は国内感染での報告はありません。
平成26年度デング熱通知一覧(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)

 平成28年には、海外から帰国した方がデング出血熱を発症し、死亡する事例も発生しました。              

感染経路と症状

 デング熱は、デングウイルスを持っている蚊が吸血することで感染します。
 発病すると突然の高熱、頭痛、筋肉痛や皮膚の発しん等の症状が出現します。症状は1週間程度で回復します。現在、有効な抗ウイルス薬やワクチンはなく対症療法が主体となります。海外で蚊に刺されて、高熱等が出た場合は、かかりつけの医療機関を受診してください。 

デング熱

感染し、2から14日後(平均3から7日後)、突然の発熱で始まり、頭痛、特に眼窩痛、筋肉痛、関節痛を伴うことが多く、食欲不振、頭痛、便秘を伴うこともあります。
発症後3から4日後より胸部、体幹から始まる発しんが出現し、四肢、顔面へ広がりますが、これらの症状は1週間程度で消失し、通常は後遺症なく回復します。

デング出血熱

デング熱とほぼ同様に発症し経過した患者の一部において、突然、血漿漏出と出血傾向を主症状とするデング出血熱となる場合があります。
重篤な症状は、発熱が終わり、平熱に戻りかけたときに起こることが特徴的です。
10から20%の例で鼻出血、消化管出血等が見られます。

                                       

予防について

ワクチンはありませんので、長そで・長ズボンの着用、虫よけスプレーを使用するなど蚊に刺されないように気をつけましょう!
予防や対策について、知りたい方はこちらをご覧ください!

関連リンク

厚生労働省:デング熱について(外部サイト)
厚生労働省検疫所:デング熱(外部サイト)
国立感染症研究所:デング熱とは(外部サイト)
国立感染症研究所:デングウイルス感染症情報(外部サイト)

パンフレット「感染症は一国の問題ではない。〜エボラ出血熱、デング熱を例に〜」平成26年度新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究推進事業 研究成果発表(平成27年2月)(外部サイト)

このページの作成所属
健康医療部 保健医療室医療対策課 感染症グループ

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