家庭用浄水器のはなし

更新日:平成24年8月31日

府民の方からこんな相談がありました。

(相談内容)
セールスマンが浄水器を売りに来た。浄水器を付ける前の水道水に試薬を加えたところ水がピンク色になった。こんな汚い水を毎日飲んでいるのですよと言われた。この浄水器を付けたら、透明になり、きれいな水になりますよと言った。本当でしょうか?        


(相談内容の説明)
現在、水をおいしくする目的で、家庭用浄水器が広く普及しているようです。多くの人が、水道水のカルキ臭のため、まずく感じるようです。カルキ臭の原因は水道水の細菌の増殖を抑えるために加えられた消毒薬の残留塩素です。水道水がピンク色になるのは、試薬と残留塩素が反応したためです。ピンク色になることにより、その水道水が消毒効果があることを証明しているのです。よって、透明になったということは、残留塩素がゼロになり、消毒効果がなくなったことを表しています。

浄水器は、鉄分などと一緒に、残留塩素も除去するため、浄水器本体にたまっている水には、細菌増殖の危険があります。使用条件によっては、浄水器の使用により水道水の水質を悪化させるケースがあるので注意が必要です。家庭用浄水器を使用される場合、次の点に注意してください。

1 定期的にろ過剤カートリッジを交換してください

 寿命の過ぎたカートリッジを使用していると、かえってろ過水が汚染されることがあります。取扱い説明書をよく読んで、浄水器の交換時期や方法を知っておきましょう。

2 毎朝(長時間使わなかった時)しばらく水を流し、浄水器の中にたまった水を入れ換えてください

長時間使用していない場合、浄水器内の滞留水やろ過材に細菌が繁殖することがあります。

3 ろ過方式の特徴を理解して購入してください

 浄水器には、ろ過方式によって活性炭方式、中空糸膜方式、この二つを併用した二重ろ過方式などがあります。活性炭は、細かい穴が無数にあいている特殊な炭で、残留塩素、カビ臭などの成分を除去します。中空糸膜は、ストローのように中空になっている細い化学繊維を束ねたもので、細菌、鉄分などを除去できます。

4 型式承認を受けた浄水器があります

 家庭用浄水器に関する法的規制はありませんが、日本水道協会では、浄水器のろ過能力などについて審査し、基準に合格したものに対して形式承認を行い、「J W W A(日本水道協会)」マークを貼り付けています。

このページの作成所属
健康医療部 茨木保健所 環境衛生課

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