農業用水を活用した防災訓練を行いました!

更新日:2019年8月19日

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農業用水を活用した防災訓練を行いました!

阪神・淡路大震災など大規模な地震が発生した場合は、建物の倒壊、道路やライフラインの遮断等により消火活動の支障や生活用水の不足を引き起こします。

このため、大阪府では、「大規模災害時における農業用水を活用した防災活動に関する協定」の締結を推進しており、平成28年に、高槻市東部土地改良区、高槻市、島本町と当該協定を締結しました。
高槻市内の主要な用排水路は116kmにおよび、農業用として活用されてきましたが、淀川と農地の間には、多くの市街地を抱えていることから、災害発生時に防災用として活用していくことが、都市部での災害対応力強化につながります。

このたび、協定に基づき下記のとおり高槻市冠地区において、農業用水路を活用した防災訓練を行いました。

                                記

  1. 日  時 平成31年1月17日(木曜日)  10時30分から12時00分
  2. 場  所 高槻市立冠小学校(高槻市大冠町2丁目40−2)北側の農地
  3. 目  的 災害発生時に農業用水を迅速に消防活動や生活用水に活用するため 、地元と行政が一体となって活動の訓練を行う。
  4. 内  容 農業用水を供給する作業手順の確認
          農業水路からくみ上げた水のバケツリレー
  5. 参 加 者 高槻市冠地区自治会、高槻市東部土地改良区、高槻市、大阪府北部農と緑の総合事務所 約20名

農業用水路

      高槻市冠地区 農業用水路

【訓練のようす】

訓練写真1

訓練2

訓練3

訓練の場所まで水を送るため、ゲートの操作を行います。

消火を想定して、みんなでバケツリレーをします。

自治会、土地改良区、市、府での初めての訓練。

今後の4者の連携の大切さを確認しました。

 

 

 

このページの作成所属
環境農林水産部 北部農と緑の総合事務所 耕地課

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