報道発表資料検索


大阪府立こんごう福祉センターにおけるPCB含有機器の誤廃棄について

代表連絡先 福祉部  障がい福祉室生活基盤推進課  整備グループ
ダイヤルイン番号:06-6944-2295
メールアドレス:seikatsukiban@sbox.pref.osaka.lg.jp

提供日

2017年12月27日

提供時間

14時0分

内容

 大阪府立こんごう福祉センター(所在地:富田林市大字甘南備(以下、「こんごう福祉センター」という。)、指定管理者:社会福祉法人大阪府障害者福祉事業団(以下、「事業団」という。))において、低濃度のポリ塩化ビフェニルを含む変圧器(以下、「PCB含有機器」という。)を誤廃棄するという事案が発生しました。

 保管及び処理責任を有する大阪府が指定管理者である事業団に対し、適切な指示及び監督をせず、このような事態を招いたことを深くお詫びいたしますとともに、今後の再発防止に努めてまいります。
   また、追跡調査に時間を要したため、ご報告が遅れましたことを重ねてお詫びいたします。

 

1 発生状況

 平成29年6月よりこんごう福祉センター内のエネルギーセンター(昭和45年のこんごう福祉センター開所当時から敷地内の電力及び空調の熱源をまかなっていた施設)の撤去工事を行っていた。

 同センター内にあった変圧器6台のうちPCB含有機器ではない2台について、平成29年7月10日(月曜日)に撤去工事請負業者がこれを処分することとなっていたが、2台のうち1台について取り違えてPCB含有機器を誤処分した。

 

 その後、9月22日(金曜日)、残りの4台のPCB含有機器をこんごう福祉センター敷地内のPCB廃棄物の保管場所へ移設する際、事業団の担当者がPCB含有機器のリストと変圧器の製造番号を照合したところ、7月10日(月曜日)に処分した変圧器2台のうちの1台がPCB含有機器と取り違えられていることが判明した。

 

2 原因

  撤去工事ではPCB含有機器である4台を保管場所へ移動し、残る2台は処分することとなっていた。撤去工事請負業者が工事監理者にPCB含有機器の確認を求めた際、設計図書上のPCB含有機器の配置は現場の配置と異なっているにもかかわらず、工事監理者が同じであると読み違え、PCB含有機器と処分する変圧器(形状は全く同じ)とを取り違えたもの。

 このことは、PCB保管事業者である府が、当該PCB含有機器について使用を廃止した時点で事業団に対して適切な指示及び監督を行うべきところ、これをせず、また、当該撤去工事にあたり、事業団に対して工事監理者に十分な情報提供を行うよう指示していなかったことから防ぐことができなかったもの。

 

3 誤廃棄した機器の概要

 ・名称:三相100kVA変圧器(1970年製)

 ・PCB濃度:0.84mg/kg

 ・容量:225L

 

4 追跡調査の結果

  誤廃棄したPCB含有機器の処分経路を追跡した結果は以下のとおり。

○平成29年7月10日(月曜日)

   ・A社が当該PCB含有機器をエネルギーセンターからA社へ搬入。

○平成29年7月11日(火曜日)

   ・B社が当該PCB含有機器をA社からB社へ搬入。

   ・C社がB社敷地内で当該PCB含有機器から絶縁油225リットルを抜油し、他社からも油を回収した後、C社

    に戻る。

○平成29年7月12日(水曜日)

   ・C社が前日回収した油をD社に納入し、同日、D社の炉の燃料となり焼却される。

   ・一方、抜油された当該PCB含有機器はE社がB社からE社に搬入。

   ・E社で当該PCB含有機器は細断され他の鉄スクラップと一緒になり、それらは製鉄工場に納入、溶解精錬された。

 

5 環境への影響の可能性

 追跡調査の結果、搬出入の過程での漏えいや作業に携わった方の健康被害は認められていない。

 絶縁油と鉄スクラップはいずれも高温(油は1,200度程度、鉄は1,600度程度)で焼却または溶解されており、環境への影響はないと考えられる。

 

6 再発防止策

 PCB保管事業者としての府は、立ち会いはもとより、事業団に対して工事監理者に十分な情報を提供するよう指示していれば、取り違えを防げた可能性があった。

 今後、保有するPCB廃棄物は、一見してPCBを含有する機器であることを認識できるよう表示するとともに、敷地内で移動する際であっても府の職員による立ち会い及びPCB廃棄物リストなどによる確認を行うこととする。

 また、PCBを含有しない機器を処分もしくは敷地外へ移動する場合であっても、PCBを含有する機器と同じ場所に設置されている等錯誤が生じる可能性がある際には、同様の確認を行う。

 さらに、今後、関係部局にも協力を仰ぎ、PCB廃棄物を適正に管理できるよう、部内研修等を通じて職員にPCB廃棄物の適正保管や適切な処分について、周知徹底していく。

 なお、福祉部の所管施設において、緊急の点検を実施し、適正に管理されていることを確認した。

資料提供ID

29415

ここまで本文です。