知事と政策企画部との議論(概要)

更新日:2023年5月25日

日時  平成20年5月30日(金曜日)14時35分から14時55分

場所  第一委員会室
 
 
【政策企画部】
(「(財)大阪府人権協会補助金」について、資料に沿って説明)

【知事】
 充実した内容の提案になった。お金を下げるということだけでなく、本当に必要な事業なら府民も理解してくれると思う。協会の所在地についてだが、府民にわかりやすいということを考えると、場所も変えた方がよいのではないか。

【政策企画部】
 より幅広い人権施策に取り組んでいくという方向なので、できるだけ多くの人に利用していただくことが重要。そのためには、より利便性の高いところに移っていただくということを検討したい。

【知事】
 移転はいつまでに実施するのか。

【政策企画部】
 移転先の具体的な場所まで決定できるかどうかはわからないが、平成20年度末までに方向性を決定したい。

【知事】
 人権協会が入っている建物には様々な団体が入居している。使用貸借になっていると思うが、これについても府民から見るとわかりにくいので、見直ししてはどうか。

【政策企画部】
 人権センターには、連携して取組みを進めていくため、いろんな関係団体が入っている。普通財産として、協会には府が無償貸付を行い、各入居団体は実費を負担している。実費負担の額は、周辺の賃料と比べても妥当な額だとは思うが、府民にとってはわかりにくいと思う。一番シンプルなのは有償化だと思う。この建物は耐震性の問題もあるので、有償化を基本に、耐震化についてもあわせて検討したい。ただし、土地は大阪市の所有なので、有償化した場合は、府も大阪市に対してお金を支払う必要があるので、その点の調整もあわせて、今年度中に方向性を決定できるよう検討したい。

【知事】
 公の財産が無償で貸し付けられているというのは、府民から見ると理解しにくい。きちんとした契約にすべき。有償化は今年度中に実施するのか。

【政策企画部】
 21年度からの有償化に向けて関係機関と調整したい。耐震性の問題もあるので、調整が必要。府の負担が一番軽くなるように、整理したい。考え方としては有償化。

【知事】
 20年度中に人権協会の所在場所はどこか別のところに決定してもらった上で、21年度からの有償化を目標とするということでお願いしたい。

<以上>

※聞き取りにくい箇所があったため、発言内容は一部不正確なところもありますが、ご了承下さい。

このページの作成所属
財務部 行政経営課 企画調整グループ

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