平成27年(2015年)に大阪府流域下水道が50周年を迎えたことから、大阪府流域下水道のこれまでのあゆみを作成しました。
年 度 | 大阪府流域下水道のあゆみ | 普及率 |
1964 | ・ 土木部計画課下水道係が発足 | − / − |
1965 | ・ 全国で初めて寝屋川流域で流域下水道事業に着手 | − / − |
1966 | ・ 猪名川流域下水道に事業着手 | − / − |
1967 | ・ 万博関連事業として安威川流域下水道に事業着手 | − / − |
1968 | ・ 事業主体を再度大阪府とする | 31.0※1/− |
1969 | ・ 猪名川流域として原田処理場通水(全国の流域下水道での処理開始第1号) | 34.9※1/− |
1970 | ・ 淀川右岸流域及び大和川下流流域下水道に事業着手 | 37.4※1/14.0 |
1971 | ・ 淀川左岸流域下水道に事業着手 | 30.9※1/− |
1972 | ・ 寝屋川流域として鴻池処理場、川俣処理場が供用開始 | 38.2※1/− |
1973 | ・ 南大阪湾岸流域下水道に事業着手 | 40.4※1/− |
1975 | ・ 淀川右岸流域として高槻処理場が供用開始 | 48.7/22.8 |
1977 | ・ 大阪府の下水道普及率が50%を超える | 50.6/25.7 |
1980 | ・ 大和川下流流域として狭山処理場が供用開始 | 53.1/29.5 |
1982 | ・ 豪雨により大和川流域などで大規模な浸水被害発生 | 54.5/32.1 |
1985 | ・ 大和川下流流域として今池処理場が供用開始 | 57.5/36.0 |
1986 | ・ 大和川下流流域大井処理区の今池処理場での暫定処理開始 | 58.7/37.0 |
1987 | ・ 南大阪湾岸流域南部処理区の事業着手により7流域12処理区の全てで事業着手 | 60.0/39.0 |
1989 | ・ 淀川左岸流域として渚処理場が供用開始(初の高度処理) | 62.9/42.0 |
1991 | ・ 21Cosmos計画 (21世紀を目指す大阪府下水道整備基本計画) 策定 | 66.8/45.0 |
1992 | ・ ミラクルプラン(大阪府流域下水道資源リサイクル計画)策定 | 68.5/47.0 |
1993 | ・ 南大阪湾岸流域南部処理場が通水し全流域供用開始(初の窒素リン対応の高度処理) | 70.4/49.0 |
1994 | ・ 淀川左岸流域渚処理場の「トンボの楽園」が建設大臣いきいき下水道賞受賞 | 72.3/51.0 |
1995 | ・ 大和川下流流域狭山処理場でアシュレン(下水汚泥焼成レンガ)の販売開始 | 74.4/54.0 |
1996 | ・ 大和川下流流域大井処理場の通水により全処理区の処理場で供用開始 | 76.4/55.0 |
1997 | ・ 寝屋川流域川俣処理場の「川俣スカイランド」が建設大臣いきいき下水道賞受賞 | 78.3/56.0 |
1999 | ・ 淀川左岸流域渚処理場の淀川への暫定放流を解消し本来計画の寝屋川への放流を開始 | 82.4/60.0 |
2000 | ・ 「大阪府下水道フェスティバル」が建設大臣いきいき下水道賞受賞 | 84.6/62.0 |
2001 | ・ Rose Plan(21世紀の大阪府下水道整備基本計画)策定 | 86.3/63.5 |
2002 | ・ 寝屋川流域下水汚泥処理事業に着手 | 88.0/65.2 |
2003 | ・ 淀川左岸流域、南大阪湾岸流域においてAce事業から流域下水汚泥処理事業を承継 | 89.1/66.7 |
2004 | ・ 合流式下水道緊急改善計画策定 | 90.1/68.1 |
2005 | ・ 淀川左岸流域渚処理場で高度処理水を利用した『なぎさ試験田』が国土交通大臣いきいき下水道賞受賞 | 90.8/69.3 |
2006 | ・ 下水処理場の名称を『水みらいセンター』に変更 | 92.1/70.3 |
2007 | ・ 下水道地震対策緊急整備計画策定 | 92.7/71.3 |
2008 | ・ 流域下水道の建設・維持管理を一元化(運営体制の見直し、流域下水道協議会発足、特別会計の設置) | 93.2/72.7 |
2009 | ・ 合流式下水道緊急改善計画(見直し)策定 | 93.7/73.3 |
2010 | ・ 大阪湾流域別下水道整備総合計画の大臣同意を得る(現流総) | 94.3/75.1※2 |
2011 | ・ 大阪府流域下水道経営ビジョン策定(公営企業会計導入の検討を位置づけ) | 94.6/75.8※2 |
2012 | ・ 市町村と協同で「流域下水道の経営安定化に向けた勉強会」を開始 | 95.0/76.8※2 |
2013 | ・ 南大阪湾岸流域南部水みらいセンターメガソーラー発電開始(下水処理場エネルギー拠点化) | 95.3/77.0※2 |
2014 | ・ 寝屋川流域ポンプ運転調整ルール適用開始 | 95.6/77.6※2 |
2015 | ・ 流域下水道事業着手から50年を迎える | 95.8/77.8※2 |
※1)1973(昭和48)年以前の大阪府の普及率は面積普及率。
※2)2010(平成22)年の全国の普及率は、東日本大震災の影響で岩手県、宮城県、福島県において調査不能な市町村があるため、3県を除いた値。
2011(平成23)年は、岩手県、福島県を除いた値。2012(平成24)年以降は、福島県を除いた値。
大阪府流域下水道の50周年を記念し、大阪府で全国初の流域下水道事業を開始するに至った経過やこれまでの取組みをまとめ、より良い下水道の未来につなげていくために「大阪府流域下水道50周年記念誌」を作成しました。
また、大阪府下水道ボランティアでは、「明日に向けて贈る100のメッセージ−大阪府流域下水道50周年に寄せて−」を発刊されています。下水道ボランティアの概要・取組みや、「明日に向けて贈る100のメッセージ」は、大阪府下水道ボランティアのホームページ(外部サイト)からご覧になれます。
大阪府流域下水道50周年記念誌 [PDFファイル/14.24MB]
【分割版】
本編(1/2) [PDFファイル/3.91MB] 本編(2/2) [PDFファイル/4.24MB] トピックス [PDFファイル/2.11MB] 資料編 [PDFファイル/4.64MB]
このページの作成所属
都市整備部 下水道室事業課 計画グループ
ここまで本文です。