省エネ診断事例-病院・介護施設2

更新日:平成27年9月15日

省エネ診断事例-病院・介護施設2

概要

業   種

病院(介護・福祉)

診断受診建物

社会福祉法人 日本ヘレンケラー財団 障がい者支援施設 太平

診 断 時 期

平成26年6月

省エネ診断結果より想定される
エネルギー削減ポテンシャル

・エネルギー削減量:25.1kL/年(原油換算値)
・コスト削減額:約2,531千円/年

建 物 概 要

建物用途:障がい者支援施設構造:RC
延床面積:約3,200m2建物階数:地上1階
契約電力:約135kW竣工:1982年
年間エネルギー使用量:約122kL/年(原油換算値)改修:−

省エネ提案項目一覧

提案番号をクリックすると、提案項目の説明に移動します。

提案番号提 案 項 目削減量(kL/年)
(原油換算)

削減率
(%/年)

削減額
(千円)

提 案 1

空調設定温度の緩和

6.6

5.4

618

提 案 2

暖房空調機(AHU)の外気導入量の削減

2.7

2.2

321

提 案 3

パッケージ形空調機の室外機フィン清掃

1.6

1.3

155

提 案 4

空調室内機のフィルター清掃

0.8

0.7

78

提 案 5

デマンド監視装置の管理強化

88

提 案 6

ダウンライトをLEDランプに交換

1.5

1.2

144

提 案 7

パッケージ形空調機の更新

8.6

7.0

811

提 案 8

FLR蛍光灯からHf蛍光灯への交換(安定器ユニット)

2.4

2.0

223

提 案 9

動力変圧器の更新

0.6

0.5

61

提 案 10

電灯変圧器の更新

0.3

0.2

32

合  計

25.1

20.6

2,531


提 案 1

運用改善

 空調設定温度の緩和

提案内容

施設全室の冷房設定温度は25℃、暖房設定温度は25℃でした。冷暖房設定温度を政府推奨の冷房設定温度28℃、暖房設定温度20℃に設定することで電力使用量を削減することができます。

考 え 方設定温度を緩和すると室内外の温度差が小さくなるので、熱負荷、壁・窓・開口等からの熱損失が小さくなり省エネとなります。正確な算定には種々の条件の調査が必要となりますが、一般的に設定温度を1℃緩和すると10%の省エネ効果があります。

削 減
ポテンシャル

冷房設定温度を25℃→28℃、暖房設定温度を25℃→20℃に緩和した場合、
消費電力削減量:25,550kWh/年 (原油換算値:6.6kL/年)

削減コスト

618千円/年



提 案 2

運用改善

 暖房空調機(AHU)の外気導入量の削減

提案内容

冬季は外気導入量が必要以上に多くなっていると想定されます。外気導入量が多いと空調負荷が増加するので、外気導入量を最適必要量とすることで省エネを図ることができます。
考 え 方必要以上に換気をするとエネルギー消費が増えてしまいます。室内管理CO2濃度が目標基準値(ビル管理法による1000ppm)に対し余裕がある場合には、外気導入量を削減することで省エネに繋がります。

削 減
ポテンシャル

室内管理CO2濃度を適正値内で緩和し、外気導入量を40%削減した場合、
暖房期削減燃料量:2,353m3/年 (原油換算値:2.7kL/年)

削減コスト

321千円/年



提 案 3

運用改善

 パッケージ形空調機の室外機フィン清掃

提案内容

施設に設置されているパッケージ形空調の室外機は、定期的に清掃されておらず、塵埃による汚れが目立っています。フィンの清掃を行うことにより、冷暖房の空調効率が改善され、電力使用量を削減することができます。

考 え 方空調の室外機は、経時により塵埃が付着し熱交換効率が低下します。汚れがひどいので、フィンの清掃を行うことで、空調効率の回復を図ることができます。

削 減
ポテンシャル

フィンを清掃し空調効率の回復を図った場合(省エネ率5%)、
消費電力削減量:6,387kWh/年 (原油換算値:1.6kL/年)

削減コスト

155千円/年



提 案 4

運用改善

 空調室内機のフィルター清掃

提案内容

施設に設置されている空調の室内機は、定期的に清掃されておらず、塵埃による汚れが目立っています。フィルターの清掃を行うことにより、冷暖房の空調効率を改善することができます。
考 え 方空調の室内機は、経時により塵埃が付着し熱交換効率が低下します。汚れがひどいので、フィルターの清掃を行うことで、空調効率の回復を図ることができます。

削 減
ポテンシャル

空調室内機のフィルタを清掃し、空調効率の回復を図った場合(冷房2%、暖房3%)、
消費電力削減量:3,211kWh/年 (原油換算値:0.8kL/年)

削減コスト

78千円/年



提 案 5

運用改善

 デマンド監視装置の管理強化

提案内容

現在設置されているデマンド監視装置の管理強化を行うことで、最大需要電力の低減を図ることができます。(例:目標電力警報値が発生した際に、抑制空調機を即時停止するマニュアルを作成しておく)

wfwふぁw
写真:現在のデマンド監視装置画面

考 え 方デマンド監視装置の警報値等の見直しを行い、警報設定値に近づいた場合、予め定めた機器の運転の停止運用を明確にすることにより、最大需要電力の抑制に繋がります。

削 減
ポテンシャル

デマンド監視装置の警報値の見直しを行い、警報設定値に近づいた場合の行動計画を明確にした場合、
契約電力低減:5kW

削減コスト

88千円/年



提 案 6

投資改善

 ダウンライトをLEDランプに交換

提案内容

レクレーション室のダウンライトをLEDランプに交換することで、消費電力の削減を図ることができます。

参考:LED球
写真:LED球

削 減
ポテンシャル

ダウンライト40台をLEDランプに交換した場合、
消費電力削減量:5,957kWh/年 (原油換算値:1.5kL/年)

削減コスト

144千円/年 

イニシャルコスト
(想定)
160千円 ⇒4千円/LEDランプ1台×40台(取替費含まず)
投資回収年数約1.1年


提 案 7

投資改善

 パッケージ形空調機の更新

提案内容

既存のパッケージ形空調機は古く、更新時期に来ています。最近の高効率パッケージ形空調機に更新することで、エネルギー使用量を削減することができます。

削 減
ポテンシャル

既存のパッケージ形空調機45台を高効率機に更新、1台を新たに導入した場合、
消費電力削減量:33,506kWh/年 (原油換算値:8.6kL/年)

削減コスト

811千円/年

イニシャルコスト
(想定)
16,000千円 ⇒計46台の高効率空調機の導入(工事費込み)
投資回収年数約19.7年


提 案 8

投資改善

 FLR蛍光灯からHf蛍光灯への交換(安定器ユニット)

提案内容

施設のベース照明として使用しているFLR40W×2灯用の蛍光灯をHf蛍光灯へ交換することにより、電力消費量の削減を図ることができます。
考 え 方Hf安定器は、従来蛍光灯の銅鉄型安定器に比べて損失が少なく、蛍光ランプの効率を最大限に引き出せ、省電力を図ることができます。(ランプ、安定器、ランプソケットをユニットで更新することにより電力消費量を削減する提案)

削 減
ポテンシャル

FLR40×2灯/台を計129台(12時間点灯/日:93台、4時間点灯/日:36台)更新した場合、
消費電力削減量:9,198kWh/年 (原油換算値:2.4kL/年)

削減コスト

223千円/年

イニシャルコスト1,161千円 ⇒9千円/台×129台(安定器およびソケットを交換)
投資回収年数約5.2年


提 案 9

投資改善

 動力変圧器の更新

提案内容

動力変圧器(油入)は稼働後25年以上(34年)経過、更新検討時期を迎えています。一般的に変圧器は常時運転され、かつ使用期間が長い機器ですので、更新に当たっては、高効率のトップランナー2014変圧器に更新することで使用電力量を削減することができます。
考 え 方老朽化した動力変圧器をトップランナー2014変圧器に交換することにより、変圧器の損失を低減します。

削 減
ポテンシャル

動力変圧器を更新し、損失を低減した場合、
損失低減量:2,525kWh/年 (原油換算値:0.6kL/年)

削減コスト

61千円/年

イニシャルコスト860千円 ⇒150kVAの動力変圧器1台を更新(本体、工事費含む)
投資回収年数約14.1年


提 案 10

投資改善

 電灯変圧器の更新

提案内容

電灯変圧器(油入)は稼働後25年以上(34年)経過しており、更新検討時期を迎えています。一般的に変圧器は常時運転され、かつ使用期間が長い機器ですので、更新に当たっては、高効率のトップランナー2014変圧器に更新することで電力使用量を削減することができます。
考 え 方老朽化した電灯変圧器をトップランナー2014変圧器に交換することにより、変圧器の損失を低減します。

削 減
ポテンシャル

電灯変圧器を更新し、損失を低減した場合、
損失低減量:1,318kWh/年 (原油換算値:0.3kL/年)

削減コスト

32千円/年

イニシャルコスト740千円 ⇒100kVAの電灯変圧器1台を更新(本体、工事費含む)
投資回収年数23.1年

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このページの作成所属
環境農林水産部 エネルギー政策課 スマートエネルギーグループ

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