海洋プラスチックごみ対策

更新日:2023年9月19日

 海洋プラスチックごみ問題については、G20大阪サミットにおいて、「2050年までに海洋プラスチックごみによる新たな汚染ゼロ」をめざす「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が共有されました。
 大阪府では、ビジョンの実現に貢献するため、住民、事業者、NPO等の団体、周辺自治体など幅広い関係者とのパートナーシップのもと、海洋プラスチックごみの削減と良好な水環境の創造のための様々な施策を展開しています。

新着情報

海洋プラスチックごみの国内外の状況

 大阪湾の海岸では、たくさんのプラスチックごみが漂着しています。これらの多くは、直接海に捨てられたごみではなく、道路など街なかや山でポイ捨てされたごみが雨や風により川から海へと運ばれたもので、海洋環境や生物に深刻な影響を与えています。実は、海洋プラスチックごみの多くが、陸域由来と考えられています。
 また、漂流していく中で紫外線などにより細かく砕かれて、マイクロプラスチックとなり、これに吸着した有害化学物質が食物連鎖によって取り込まれ、生態系に影響を与えることが懸念されています。

大阪湾の海岸に漂着したプラスチックごみ    プラスチックごみに傷つけられた海鳥    海に流れていくごみのフロー       
  大阪湾の海岸に漂着したプラスチックごみ        プラスチックごみに傷つけられた海鳥※1    海に流れていくごみのフロー チラシ [PDFファイル/1.33MB]           

(※1引用:United Nations“Clean Seas campaign aims to combat marine plastic litter”27 Apr 2017 VIDEO:Oceans)

主な取組 

おおさかプラスチックごみゼロ宣言

 大阪府と大阪市は、平成31年1月28日に、使い捨てプラスチック削減のさらなる推進やプラスチックの資源循環の推進などを盛り込んだ「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」を共同で行いました。 
 「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」の趣旨に賛同する府内市町村等行政機関、業界団体、NPO、学校、事業者等を随時募集しています。

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おおさかマイボトルパートナーズ

 大阪府では、マイボトルの普及による使い捨てプラスチック容器の使用削減を進めるため、「おおさかマイボトルパートナーズ」を立ち上げました。

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おおさかプラスチック対策推進プラットフォーム

 海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、業種を超えた幅広い関係者が柔軟に連携し、具体的な対策の検討や効果検証等を行うとともに、効果的な取組みを広く共有・発信するプラットフォームを設置しました。

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おおさかクリーン大作戦

 G20大阪サミットの開催にあたり、令和元年5月から6月にかけて、府域の河川や港湾区域等における一斉清掃活動を行いました。
 この取組みを、サミットのレガシーとして、引き続き府民・市町村・事業者等と連携し、実施していきます。

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企業連携

 大阪府では、環境関連分野において事業者と連携協定を締結し、海洋プラスチックごみの削減に向けて連携した取組みを推進しています。

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啓発活動

 環境関連イベントへのブース出展や出前授業等により、海洋プラスチックごみ問題の周知啓発を行っています。

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関西広域連合の取組みについて

関西プラスチックごみゼロ宣言

 関西広域連合では、関係自治体が連携してプラスチックごみゼロに向けた取組みを行うため、令和元年5月23日(木曜日)に宣言を行いました。

 関西広域連合の宣言はこちら  [PDFファイル/80KB]

宣言式

プラスチック対策検討会

 関西広域連合プラスチック対策検討会では、「プラスチックごみ対策の先進地域・関西」を確立するため、プラスチック代替品の開発支援・普及促進、プラスチックごみ散乱・流出抑制等について関西広域での取組みを進め、地域創生をめざします。

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他室課の取組み

海ごみ対策(環境管理室環境保全課)

おおさか3R情報(循環型社会推進室資源循環課)

関連計画

大阪ブルー・オーシャン・ビジョン実行計画

おおさか海ごみゼロプラン(大阪府海岸漂着物等対策推進地域計画)

大阪府循環型社会推進計画

このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 戦略企画グループ

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