野鳥はペットではありません
野鳥は、すべての人間にとって共有の財産であり、野鳥を小さな鳥かごに閉じ込めず、自然の中でのびのびと羽ばたき、さえずる姿をみんなで楽しみたいものです。
野鳥の捕獲・飼養について
- ・野鳥を捕まえたり飼ったりすることは、原則として鳥獣保護法(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律)により禁じられています。
- 無許可で野鳥を捕獲、飼養した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金になります。(鳥獣保護法第83条第1項)
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- ・農業被害や生活環境被害を防止するため、どうしても野鳥を捕まえる必要がある場合は、市町村長の許可を受ける必要があります。
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- ・平成24年度からメジロの 愛がん目的の捕獲が「禁止」されました。詳しくはこちら
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- ・傷病鳥獣であったとしても、個人が自宅に持ち帰り飼養することは、生物多様性の保全の観点から望ましくありません。
傷病野生鳥獣を見つけた場合はこちら - 落ちているヒナを見つけた場合はこちら
野鳥への餌付けについて
- 餌付けされた野鳥は、人を恐れずとてもかわいいものです。しかし、人馴れすることで交通事故に遭いやすくなったり、生活環境被害を出して逆に駆除されるなど、野鳥にとって不幸な結果を招く原因となります。また生息地や渡りなどの行動が変化し、他の生き物に思わぬ影響が出るなど、生態系を乱す原因にもなります。自然界全体のことを考えて、原則として野鳥には餌を与えず静かに見守ってあげましょう。
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- ・日本野鳥の会のサイト:鳥インフルエンザと水鳥への給餌中止について(外部サイト)
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環境農林水産部 動物愛護畜産課 野生動物グループ