野生鳥獣は自然のままに(傷ついた野生鳥獣を見かけたら)

更新日:平成30年11月16日

野生鳥獣の保護に対する考え方

 野生鳥獣は、ペットとは異なり、自然の中で生活しているため、他の生物を襲ったり他の生物に襲われたりすることや気象条件等により弱ることは、自然の摂理であるとも言えます。

 生物多様性の保全の観点からも、傷ついた野生鳥獣を見つけた場合は、原則そのままそっとしておいてください。

 また、傷病野生鳥獣を保護することは、鳥獣保護思想の普及啓発や野生鳥獣の保護繁殖のために大切であり奨励されるべきものでありますが、許可なく野生鳥獣を捕まえたり飼ったりすることは、法律で禁止されています。

 かわいそうだからと連れて帰ってしまい、どうしていいか分からなくなるのでは、かえって無責任な行為となってしまいます。救護目的であっても野生鳥獣を捕獲することは、野生鳥獣にとっては大きなストレスとなり、かえって弱らせてしまうこともあります。

野生鳥獣救護ドクター制度

 交通事故に遭遇した等、明らかに人間活動の影響で傷ついた場合等、状況によって救護対象となる場合があります。
 以下の『野生鳥獣救護ドクター制度の対象となる負傷等の状況』に該当する場合は、傷病鳥獣を診察していただける「野生鳥獣救護ドクター」を紹介できる場合があります。
 下記の条件に該当する場合は、大阪府の鳥獣行政担当部署(下記参照)にお問い合わせください。
 ※動物の保護及び「野生鳥獣救護ドクター」への搬入は、救護者自身で実施していただくことになります。

■野生鳥獣救護ドクター制度の対象となる負傷等の状況
  原則、明らかに人間活動の影響(交通事故に遭遇した等)で傷ついた野生鳥獣(ただし、下記の救護対象外となる鳥獣種はのぞきます。)
  (他の動物により負傷したり、気象条件により弱ることは自然の摂理であり、そのような場合は、野生鳥獣救護ドクター制度の対象外です。)

 ■救護対象外の鳥獣種等
  人間活動の影響で負傷等した場合でも、原則、以下の野生鳥獣は救護制度の対象外となります。

  1.ペット、家畜、爬虫類など

  2.野鳥のヒナ
詳しくはこちらをご覧ください

  
3.ドバト(カワラバト)・カラス(ハシブトガラス・ハシボソガラス)・ニホンジカ・イノシシ・ニホンザル・イタチ(チョウセンイタチ・イタチ)・ハクビシンなど
    農林水産業被害や生活環境被害の原因となっているもの

  4.アライグマヌートリアなど外来生物法により指定された特定外来生物に該当するもの


■留意事項
○野生動物救護ドクターの紹介は、大阪府から野生動物救護ドクターに診察が可能か相談し、診察可能な場合のみご紹介します。
○野生動物の種類や負傷の状況により、ご紹介できる野生鳥獣救護ドクターがお住まいの場所と離れる場合があります。
○診察の空き時間等を利用して診察を行うため、すぐに対応できない場合があります。
 (また、午後0時から午後5時までの間は、多くの病院の閉院時間と重なり、紹介できないことが多いです。)
○野生復帰を目的とした制度であるため、骨折など負傷の程度により野生復帰が見込まれない場合は、安楽死措置となる場合があります。
○感染症の疑いがある場合は、受入をお断りすることがあります。
○大型の鳥獣・攻撃性がある鳥獣(サギ類等)の場合など、救護者や野生鳥獣救護ドクターに危険が及ぶ可能性がある場合は、紹介できない場合があります。

■野生鳥獣救護ドクター制度
  (公社)大阪府獣医師会、(公社)大阪市獣医師会のご協力のもと、救護対象となる鳥獣をボランティアで治療していただけるようお願いしています。

傷病鳥獣保護飼養ボランティア制度
 NPO法人及び個人のボランティアのご協力のもと、傷病野生鳥獣の保護・リハビリを行い、速やかな野生復帰を目指しています。

問い合わせについて

「野生鳥獣救護ドクター」の紹介を希望される方は、大阪府の鳥獣行政担当窓口にお問合せください。
※『制度の対象とならない状況や種類』では、野生鳥獣救護ドクターをご紹介できないことがありますので、あらかじめご了承ください。

大阪府の鳥獣行政担当(お住まいの区域)の窓口はこちら

このページの作成所属
環境農林水産部 動物愛護畜産課 野生動物グループ

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