カワウの生息状況等について

更新日:2018年7月13日

カワウとは

kawau  

□形態の特徴
・体重:1.5から2.5kg、体長:80から85cm  
・羽色:黒褐色(成長)  
・みずかきは大きくて肉厚で柔軟、全撲(みずかきが3枚=泳ぎに有利)

□飛行・移動能力
・大きな翼:高い移動力 
・飛行速度60km/h 
・直径数10kmから50km前後が日常的な行動範囲 
・バンディング調査では、霞ヶ浦⇔浜名湖を2泊3日で往復した事例も

□採食習性
・採食活動:基本的に、単独行動で魚を捕らえることができる
・採食魚   :魚種を選り好みしない 
・海水魚、淡水魚のどちらでも捕まりやすい魚を捕食   
・採食量:1日あたり300から500g(例:稚アユ20匹、フナ2から3匹、ブラックバス1匹)

□繁殖等
・水面に面した森林にねぐら・コロニーを形成、大きいものだと1万羽を越す  
・一時的に、大きな河川の橋の下・河川敷にねぐらを形成することもある   
・繁殖能力はそれほど高くはない   
・竹生島・伊崎国有林(琵琶湖)、不忍池(東京)、昆陽池(伊丹)が有名 

□その他
・戦前は年間1万羽程度が狩猟により捕獲 されていたが、その目的については
   文献が 残っていないため分からない   
・1971年には全国羽数で3,000羽まで減少 その後1990年代から急増

関西広域連合による鳥獣保護管理(カワウ対策)

府県を越えた鳥獣保護管理の取組(カワウ対策)(外部サイト)

このページの作成所属
環境農林水産部 動物愛護畜産課 野生動物グループ

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