当センターに寄せられるご意見について

更新日:2023年3月12日

 最近、大阪府動物愛護管理センターに対して、様々なご意見が寄せられています。走っている犬の写真
 改めて、大阪府動物愛護管理センターについてご紹介をさせていただきます。

 動物が家族の一員として日常の生活に欠かせない存在となっている一方で、不適正な動物の飼育を原因とするトラブルや動物の遺棄や虐待も発生しています。
 大阪府では、「動物の愛護及び管理に関する法律」及び「大阪府動物の愛護及び管理に関する条例」に基づき、良好な生活環境の保持と「人と動物が共生する社会の実現」の理念のもと、府民が、動物を愛護する心を育むとともに、動物に関する正しい知識や理解を深める取組みを進めています。
 平成29年8月にオープンした大阪府動物愛護管理センター(愛称 アニマルハーモニー大阪)では、
大阪府動物愛護管理推進計画に基づき、普及啓発等の各種事業を展開し、「引取数の削減」、「返還・譲渡の促進」に取り組み、社会全体で殺処分がゼロとなることをめざしています。

平成30年度からは、新たに設立した動物愛護管理基金を活用して次の事業を実施しています。

〇譲渡を促進する事業

譲渡に適するよう収容動物にしつけを行い、トリミングにより外見を整えます。

 ※ R元年度より動物専門学校との連携協定により、トレーニング(外部サイト)トリミング(外部サイト)を実施しております。
    公式インスタグラムに、トレーニング、トリミングの様子の動画を公開中です。

〇所有者のいない動物を減らす事業

所有者のいない猫対策に取り組む自治会等に対し、地域の実情にあった共生の仕組みづくりを支援し、所有者のいない猫が増えることを防止します。

〇手厚い管理が必要な動物を救う事業

離乳期の子猫など手厚い管理が必要な動物の飼育を動物病院へ委託します。

〇子猫育成サポート事業

離乳後の子猫を一定期間府民ボランティアに預け、譲渡に適するまで育成をサポートしていただきます。 

人と動物をつなぐマッチング事業

令和元年度より、飼い主自らが新しい飼い主を捜すツールの一つとして、多数の人が閲覧できるインターネット上にマッチングサイトを作成し、ペットの遺棄防止、引取り数削減に取り組んでおります。

(参考) 動物愛護管理基金での取組み

(寄せられるご意見について)

Q1 大阪府動物愛護管理センターでは動物にふれあえるのですか。

A1 ふれあいコーナーや猫室内飼育体験室で犬・猫とのふれあいを通して、動物との正しい接し方を職員がご説明します。来所時にお気軽にお声がけください。

 ※ 令和4年4月現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、猫のふれあい体験のみ開催しております。なお、その他の事業再開の際は、大阪府動物愛護管理センターHPにて改めてお知らせします。

Q2 動物を譲渡してもらうにはどうすればいいですか。

A2 事前に譲渡手続きをしていただきます。書類申請、家庭訪問(飼育環境等によっては不要)、譲渡前講習会受講の後、希望する譲渡対象動物とマッチングしていただきます。

Q3 譲渡会は開催しないのですか。

A3 大阪府では、新しい飼い主希望の方々が一同に集まって行う譲渡会形式ではなく、新しい飼い主希望の方と動物とのマッチング(お見合い)などの日程調整を個別に行い、譲渡をしております。

   譲渡対象の動物は、こちらをご覧ください。 

Q4 譲渡のお手伝いをしたいのですがどうすればよいですか。

A4 大阪府では、府の譲渡協力団体に、人馴れや治療など、一般の方にすぐに譲渡することが困難な動物などを中心に、譲渡の協力をしていただいているところです

   参考) 


譲渡数(内 団体譲渡数)


譲渡数(内 団体譲渡数)

平成30年度

116(34)

103(4)

令和元年度

135(54)

126(4)

令和2年度

93(44)

139(4)

Q5 トリミングやトレーニングなど何かお手伝いしたいのですがボランティア募集はしていますか。

A5 センターでは、治療や健康管理の一環としてシャンプーや簡単なしつけなどは職員で行っていますが、更なる譲渡促進のため、令和元年度より複数の府内動物専門学校と協定を締結し、週一回程度、センターの犬のトリミングやトレーニングを専門学校生が実施しております。
   また、動物愛護管理基金を活用した子猫育成サポート事業では、平成30年度および令和元年度に子猫育成サポーターを募集し、一定数の活動できるサポーターさんの確保ができました。このことから、現在、ボランティアの募集はしておりません

   参考)    

トリミング

トレーニング

子猫育成
サポーター

令和元年度

159頭(重複有)

56頭

19人

令和2年度

89頭(重複有)

45頭

23人

Q6 殺処分はゼロになったのですか。

A6 大阪府動物愛護管理センターでは、飼い主から引き取ったペットや、保護収容した迷子動物で、飼い主が見つからない場合は、新しい飼い主への譲渡を進めています。しかし、人や動物に危害を与える可能性が非常に高くて譲渡できない犬猫や、負傷等で治療しても回復の見込みのない犬猫などは、やむを得ず処分の対象としています

Q7 新たに処分機を導入する予定があるのですか。

A7 今後、新たな機械を導入する予定はありません。処分する場合は、環境省の「動物の殺処分方法に関する指針」にもとづき、1頭ずつ麻酔薬を注射するなど、できるだけ動物に苦痛を与えない方法で実施しています。なお、従事する職員の安全を確保する必要性がある場合や、人に触れられることがストレスになるような動物の場合に備えて、人が触れずに吸入麻酔薬で眠らせた後に炭酸ガスで処分する機器を設置しています。
   なお、現在設置の機器は、2017年8月当センター開所時に、更新したものであり、今後、新たな機器を導入する予定はありません。

   (参考)環境省「動物の殺処分方法に関する指針」(外部サイト)

Q8 動愛センターに寄付したいのですが、センターに持参してよいですか。

A8 ペットフードなどペット関連の寄付については、センターで直接お受けしております。
   但し、寄付していただける物によっては、保管場所などの都合によりご遠慮させていただく場合はありますので、ご寄付いただける際は、まず、センターまでご連絡下さい。
   また、寄付金をいただける場合は、直接センターでの納付は受付けておりませんので、大阪府動物愛護管理基金申し込み方法は、こちらをご確認ください

Q9 おおさかアニマルポリスに電話したら取り締まってくれますか。

A9 大阪府では動物の遺棄、虐待についての相談窓口が大阪府、政令市、中核市と分かれているなかで、府民が迷わず速やかに通報できる体制を整え、虐待の未然防止につなげることを目的として、令和元年10月に大阪府動物虐待通報共通ダイヤル(おおさかアニマルポリス#7122)を開設しました。通報があれば内容を確認し、必要に応じて警察など関係機関と情報共有を行い対応します

このページの作成所属
環境農林水産部 動物愛護管理センター 管理指導課

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