貨物車交通プランについて

更新日:2018年12月20日

D:Documents and SettingskawamitakMy Documents

 都市における物流効率化と都市環境改善を実現するため、幅広い関係者と連携しながら、貨物車交通マネジメント施策の検討を行っています。このたび、本施策の検討内容を『貨物車交通プラン』としてとりまとめました。是非、施策の内容等をご覧ください。

 これまでの大型トラック走行マネジメント(案)中型トラック走行マネジメント(案)小型トラック荷捌き駐車対策(案)物流パーキング等の検討成果をとりまとめ、貨物車交通プランを策定しました。


 

概要概要 [PDFファイル/978KB]

 

 

 

 

 

画像です。本編本編  

 

 

    表紙・目次 [PDFファイル/259KB] 

 

 

    第1章 貨物車交通プランの策定 [PDFファイル/186KB] 

 

 

    第2章 物流を取り巻く環境 [PDFファイル/2.14MB] 

 

 

    第3章 大阪府における貨物車交通の現状と課題 [PDFファイル1.19MB] 

 

 

    第4章 貨物車交通プランの施策 [PDFファイル/4.62MB] 

 

 

    第5章 貨物車交通プランの施策推進に向けて [PDFファイル/373KB] 

 

 

 

 

 

 

   (参考資料) [PDFファイル/1005KB]


大型トラック走行マネジメント  

施策の目的

 大型トラック(積載量10t以上)は、トラック全体の1割程度で交通量は少ないですが、国際貨物輸送や長距離幹線輸送など重要な輸送を担っています。走行にあたっては、重さ指定道路や高さ指定道路によって走行経路がある程度限定されますが、指定道路については十分にネットワークしていないのが現状といえます。
 したがって、大阪府全域を対象として、現在の指定道路のネットワークにおける問題点を抽出した上で、指定道路のあり方を検討、立案し、大型トラックの走行円滑化、沿道環境の改善、交通安全性の向上等を図っていきます。
 ただし、指定道路には「重さ指定道路※」と「高さ指定道路※」がありますが、「高さ指定道路」は、トラック協会等の要望に沿って指定の検討がなされることや抜本的な道路改築を伴うことがあるため、ここでは対象としていません。

重さ指定道路※: 道路管理者等が道路の構造の保全および交通の危険防止上支障がないと認めて指定した道路で、総重量の一般的制限値を車両の長さおよび軸重に応じ最大25トンとする道路のことです。

高さ指定道路※: 道路管理者が道路の構造の保全及び交通の危険防止上支障がないと認めて指定した道 路で、高さの一般的制限値を4.1メートルとする道路のことです。


 中型トラック走行マネジメント

  施策の目的

中型トラック(積載量3t以上10t未満)は、台数ではトラック全体の約1割強ですが、都市内の工場、倉庫、物流センター間の中間輸送等を担っており、輸送トンキロでは約3割のシェアを占めています。幹線道路を中心に走行していますが、生活道路や狭幅員道路を走行する場合、交通渋滞、沿道環境、交通安全面での問題が懸念されます。
 ここでは、物流施設が集積している「北大阪地域」、「東大阪地域」、「大阪空港地域」、「大阪港・堺泉北港地域」、「関空りんくう地域」の5つの地域を対象として、「走行誘導が望ましい路線(4車線以上の路線)」、「走行誘導が望ましい路線へのアクセス路線(普通貨物車交通量が2,000台/日以上で歩道設置済みの2車線の路線で沿道が概ね工業・商業系の路線)」から整備が望ましい箇所、路線を抽出し、中型トラックの走行円滑化、都市環境の改善、交通安全性の向上等を図っていきます。

  

 


小型トラック荷捌き駐車マネジメント

施策の目的

 小型トラック(積載量3t未満)は、トラック全体の約4割を占め、都市内の店舗や住宅などへの端末輸送を担っています。小規模な個人店舗や雑居ビル等では荷捌きスペースの確保が困難であり、通常、道路上で荷捌きが行われています。これに伴い、交通渋滞の発生、沿道環境の悪化、交通安全性の低下等が問題となっています。また、平成18年6月の改正道路交通法の施行により、大手の運送事業者を中心に、2人乗務体制の導入や駐車場の確保等による対応がなされている場合もありますが、駐車スペースの不足をはじめ荷捌きに係る問題が顕著となってきています。このため、衛星都市の駅前の商業業務地区を対象として、荷捌きに係る問題を解消するための対策を検討、実施し、地区内における小型トラックの荷捌き効率化ならびに交通円滑化、沿道環境改善、交通安全性向上等を図っていきます。


物流パーキング

施策の目的   

位置図

 大阪府内には大型車が駐車休憩できるスペースが少なく、路上駐車が渋滞や事故の原因になっています。このため、物流拠点が集積する東大阪地域において、大阪府の主要幹線道路のひとつである大阪中央環状線の未利用地等を活用し、物流パーキングとして、主にトラックを対象とした駐車休憩施設「中環東大阪休憩所」を整備しました。これにより、休憩や荷待ち等による路上駐車を削減し、円滑な交通流の確保と交通安全の向上に寄与します。
 この度、既設パーキングの北側で整備を進めていた新設パーキング(北行)が平成20年6月16日にオープンしました。
  

   


このページの作成所属
都市整備部 道路室道路整備課 計画グループ

ここまで本文です。