ペットといっしょに災害への備え

更新日:2020年3月9日

ペットといっしょに災害への備え

 災害時にペットと一緒に避難することを、「同行避難」と言います。災害発生時には、大切なペットと離ればなれになることも考えられるため、ペットと安全に避難できるように、同行避難の準備を心がけましょう。

 リーフレット

 ペットといっしょに災害への備え [PDFファイル/3.11MB]

普段の心がけ

(1)

健康管理をしましょう。

 狂犬病予防注射や感染症のワクチン接種、寄生虫の駆虫は、必ず済ませておきましょう。 



 (2)




所有者の明示をしましょう。

 
 万が一、ペットと離ればなれになった時のために、ペットの首輪に鑑札と狂犬病予防注射済票や迷子札などを付け、またマイクロチップを装着するなど所有者明示をしましょう。 
 
 犬の飼い主は、市町村への登録義務が課せられています。
 もし、飼い犬が迷子になっても、鑑札が付いていれば、見つかる機会も増します。
 未登録の場合は、すぐに登録しましょう。








(3)








避難袋を用意しましょう。

 

 避難時にペットが生活できるように、避難袋を用意しましょう。
 猫は、キャリーバックに直接入れると、ケガをしたり、飛び出すことがあるので、洗濯ネットに入れてから、キャリーバックに入れるようにしましょう。

 避難袋に用意するもの
  (1)ペットの餌や水などの飲食物(最低5日分)
  (2)ペット用トイレ
  (3)与えている薬
  (4)爪きりなどのケア用品
  (5)飼い主と一緒に写った写真
  (6)ケージ
  (7)キャリーバック



 (4)



避難場所を確認しましょう。           

 
 災害発生時にどこに行けば良いのか、また、自宅から避難場所までの経路を確認しておきましょう。
 
 おおさか防災ネット(外部サイト)




 (5)



「しつけ」をしっかりと行いましょう。    

 
 災害時には、人も動揺していますが、ペットも同じです。
 そのため、普段はおとなしい動物でも、いつもと違う行動を取ってしまう可能性があります。

 
 吠えない、ケージ内でおとなしくするなどの基本的なしつけをしっかりしておきましょう。
 また、飼い主は自分の飼っている動物を制御できるように、日頃から訓練しておきましょう。

災害時の心がけ

(1)

安全確認をしましょう。

 まずは、自分達の安全確認をしましょう。そして、ペット達が無事であるかも確認しましょう。

(2)

ペットと一緒に避難しましょう。


 避難は長期になることもあります。避難するときは、ペットも一緒に連れて行きましょう。
 避難所によっては、ペットの同伴ができない可能性もありますので、役所の職員に相談しましょう。

 また、室内で飼い主と一緒に生活していた動物であっても、避難所では離れて生活しなければならない場合もありますので、気持ちの整理も必要です。

(3)

避難時は避難袋を
忘れないようにしましょう。

 避難袋に用意できないものは、身近に置き、避難時に一緒に持ち出せるようにしましょう。

(4)

犬には引き綱を必ず付けましょう。

 
 避難所でも、常時引き綱を付け、放さないようにしましょう。
 動物に近づけない方もいますので、すぐに制御できるようにしておきましょう。

 特に、たくさんの人が集まる場所では、臭いや吠え声で辛い思いをされる方がいないように、ご配慮をお願いします。

 リンク

 環境省自然環境局 総務課 動物愛護相談室 ( ペットの災害対策(外部サイト)

このページの作成所属
環境農林水産部 動物愛護管理センター 管理指導課

ここまで本文です。