お家の人にきいてみたら、「動物愛護管理(どうぶつあいごかんり)センター」に電話(でんわ)をかけてくれた。
センターの人から「今は ははねこが、こねこをおいて、でかけているだけだから、様子(ようす)を見守ってあげてね。
ははねこが何日(なんにち)も帰ってこなかったら、また電話(でんわ)してね。」と言われた。
すこしそのまま見守ってあげよう。
【解説】
子猫だけがいるというときは、周りに母猫が近くにいる可能性があります。
母猫は、人の気配を感じて姿を隠してしまっているかもしれません。
母猫がお世話をしているのに、子猫を連れて帰ってしまうと、母猫は帰ってきたらびっくり!「自分の子が誘拐された!」と思ってしまうでしょう。
また、子猫は母猫からもらう母乳で幼弱時期に重要な移行免疫を獲得します。だから母猫と離れてしまった子猫は、病気に対してとても弱くなってしまい、育つことが難しくなります。
もしも子猫を見つけたら、触ったりせず、まずは遠いところからそっと見守ってあげましょう。人がいない間に母猫が安心して子育てできるところに引っ越しするかもしれません。
このページの作成所属
環境農林水産部 動物愛護管理センター 管理指導課
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