用語の解説

更新日:2019年9月17日

用語の解説

イノベーション

 新製品の開発、新生産方式の導入、新市場の開拓、新原料・新資源の開発、新組織の形成などによって、経済発展や景気循環がもたらされるとする概念。

インテグレーション

 一般的には、「統合」の意。当戦略では、都市が持つ交通機能や人の活動、水循環等の多様な機能と都市基盤を一体的に展開すること。あるいは両者を空間として統合化すること。

インバウンド

 入ってくる、内向きのという意味の形容詞(inbound)。海外から日本へ来る観光客を指すことが多い。

インフラ

 インフラストラクチャーの略。道路、鉄道、公園・緑地、上下水道、港湾、空港、河川等の産業や生活の基盤となる施設。

オープンイノベーション

 組織内部のイノベーションを促進するため、意図的かつ積極的に内部と外部の技術やアイデアなどの資源の流入出を活用することにより、組織内で創出したイノベーションを組織外に展開する市場機会を増やすこと。

グランドデザイン・大阪

 変化し、躍動する大阪の今後の方向性を広く世界に発信するとともに、府域全域の方向性を示す「将来ビジョン・大阪」にもとづき、2050年を目標とする大都市・大阪の都市空間の姿を分かりやすく示したもの。

グランドデザイン・大阪都市圏

 大阪が東西二極の一極として、大きく発展していくためには、創造的な人材をはじめとする多様な人の集積や、地域のストック・ポテンシャルを最大限に活かして地域価値の創造を進め、人がいきいきと活動できる魅力あふれる都市空間となることが必要であるとの観点から、2050年を目標に、府域全体の都市空間創造に向けた大きな方向性を示すもの。

グリーンインフラ

 グリーンインフラの定義は、海外、日本の行政、学術会議、研究会等で示されているが、一定ではない。当戦略では「みどりの多様な機能をインフラ整備やまちづくりに活用すること」としている。

都市空間

 府民・市民が住み、働き、学び、遊び、交流するといった様々な活動の場となる都市の空間の集合。

都市構造

 都市を形づくっている交通ネットワークや土地利用等の物理的な構造で都市空間の骨組みとなるもの。

都心

 大阪市北区・中央区・西区・福島区・浪速区・天王寺区の6区を指す。

ニュータウン

 主に都市近郊において住宅地として計画的に建設された新しい都市。高度経済成長期に全国各地に建設されたが、建設後数十年を経て、人口減少、少子・高齢化、住宅や施設の老朽化等が進み、様々な課題が顕在化してきている。大阪府において代表的なニュータウンとしては、千里ニュータウン、泉北ニュータウンなどがある。

プラットフォーム

 「地域協働の場」であり、行政のみならず、市民、企業、NPO、大学などの多様な主体が地域の諸課題を共有し、まちづくりを推進していく住民自治の組織手法。

ベイエリア

 大阪港に面する大阪市此花区、港区、大正区、住之江区の4区を指す。

密集市街地

 老朽化した木造建築物が建ち並び、狭い道路が多く公園などの公共的な空間・空地が少ないために、地震時等に建物の倒壊や大規模な火災などの甚大な被害が発生する危険性が高い市街地。戦前からの市街地や高度経済成長期の人口急増等により都心部周辺で形成されたものが多い。

みどり

 周辺山系の森林、都市の樹林・樹木・草花、公園、農地に加え、これらと一体となった水辺・オープンスペースなど。
 (みどりの大阪推進計画(平成21年12月 大阪府策定)より

みどり化

 (1)すべての人々に開かれ、誰もが自由にアクセスでき、そこでの人々の活動が展開されるにぎわいのあるオープンスペースの創造。

 (2)圧倒的な魅力を備えた都市空間の創造を図るため、自動車交通を抑制し、都心部を人に開放する、歩いて楽しい都市づくり。

このページの作成所属
大阪都市計画局 計画推進室計画調整課 グランドデザイン推進グループ

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